【乗ってみた】ジャガーが初めて生み出したSUV・Fペースは、SUVというよりスポーツカー!

2016/08/31

ここのところ高級輸入車ブランドが次々にSUVを発表しています。マセラティのレヴァンテ、ベントレーのベンティガはすでに発売済みですし、2017年にはランボルギーニやアルファロメオも新開発のSUVを発表予定。さらにロールスロイスまでもがSUVを開発中という噂です。すでに同市場にはBMWのXシリーズやメルセデス・ベンツのGLシリーズ、アウディのQシリーズといった人気モデルがひしめいていますが、ジャガーの新型SUV・Fペースも、ここに堂々と割って入ろうとする一台です。

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ジャガーといえば、ちょっと年配の人にとっては4つ目のライトや薄く長く美しいボディラインなどが印象深いと思いますが、近年のジャガーは違います。フォードやアストンマーティンなどで腕をならしたイアン・カラム氏をデザインディレクターに招聘して以来、レトロ感を一掃し、シャープで未来風なデザインのモデルを次々に発表しています。このFペースのデザインも、SUVにしては全高がそれほど高くなく、ジャガーらしい優雅さを残しながらもどこかクールな印象で、近未来的なテクノロジーを感じさせるものになっています。

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日本ではジャガーというと高級サルーンの印象が強いと思いますが、実はモータースポーツ参戦で数々の記録を残し、創立以来スポーツカーを作り続けてきた伝統的スポーティブランドです。そんなDNAを持つFペースですから、SUVといえども、非常にスポーティなつくりに仕上がっています。走りは、数あるSUVの中でも最もスポーティなレベルで、ポルシェのマカンなどと比べても遜色のない加速力。特に、3.0リッターのV6スーパーチャージャーエンジンは、高速域でも滑らかかつ力強く重量級のボディを走らせます。

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もう一方の2.0リッターターボディーゼルエンジン搭載モデルは、小排気量ながらディーゼルらしい低速域からの強烈なトルク感が持ち味。Fペース自体、全車4WDの設定ということもあって、加速時も巡航時も安定感のある走りを実現してくれます。ちょっとしたワインディングを走っても、SUVに乗っているというよりスポーツカーに近い感覚です。なお、乗り心地に関しては、高速でも一般道でも十分快適。スポーティさをウリにしているのでかための足まわりを想像していましたが、そんなことはなく非常に洗練されていました。

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ちなみに気になったのは、このリストバンド型のアクティビティキー。オプション装備ですが、これを近づけるだけで自動でロックが解除される仕組みです。こちらはもうちょっと高級感のあるデザインにしてもよかったんじゃないかと思いました(笑)。長い歴史を持つジャガーが初めて手がけたSUVということで、ジャガーというブランドが好きな人はもちろん、新しいものや未来系アイテムが好きな人にとっても注目すべきモデルといえるのではないでしょうか。

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TEXT/安藤修也(フォッケウルフ)

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