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【乗ってみた】最新鋭技術が“全部盛り”されたメルセデス・ベンツ新型Eクラスは、エグゼクティブサルーンのベンチマーク!

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メルセデス・ベンツのEクラス(セダン)は、Eセグメントのラグジュアリーサルーン。Eセグメントというのは、いわゆるクラウンクラスのモデルで、ライバルとしては、BMWの5シリーズやアウディのA6、レクサスGSなどが挙げられます。つまるところ、世界のエグゼクティブが後席に乗るようなクルマたちなのですが、自分で運転しても楽しいモデルが多く、運転手任せでなく自らハンドルを握る人も多いことで知られています。ちなみに筆者が10年ほど前にドイツを訪れた時には、街をEクラスのタクシーがうようよ走っていて、「高級車なのに!」と面食らった覚えがあります。

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そんなEクラスが、この夏、フルモデルチェンジを果たしました。同車はメルセデスのなかでも比較的歴史が古いモデルで、過去モデルが輸入オートマ車としては初めてクリーンディーゼルエンジンを搭載したほか、数々の安全・快適装備が投入されるなど、基幹車種ながらチャレンジングなことをしてきたモデルでもあります。ちなみに現在のボディタイプは、セダンのほか、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレと、合計4種類あります。

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今回の新型で目玉となったのは、世界最高クラスの安全性能、そして安全運転支援機能。特に注目を集めているのが、「ドライブパイロット」と呼ばれる半自動運転システムです。これは、走行中にカメラとセンサーが前方を走行するクルマを認識してその速度に合わせて車間を維持するほか、車線やガードレールも認識してコーナーではステアリング操作をアシスト……と、まぁここまではたいていの高級車なら実現済みですが、新型Eクラスには「アクティブレーンチェンジアシスト」機能が搭載されています。これは、ドライブパイロット運転中にウインカーを出すと、車両が周囲を確認しながら自動でステアリングを操作して車線変更するというもの。実際に試すと、反応は意外とクイックで、それなりに実用性があると感じられるレベルでした。

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もちろん、Eセグメントのベンチマークとなっているからには、クルマの基本性能も相当高いレベルです。エンジンは、今回試乗した2リッター4気筒直噴ガソリンのスタンダードなものでも、十分過ぎるほど力強く、ボディが軽く感じられます。ハンドリングもスポーティとカジュアルの中間くらいのちょうどいいフィーリングで、5メートル近い車体ながらスイスイ走らせられます。もちろん乗り心地についても、クラス相当の心地よさを備えているので、乗員を安楽に過ごさせてくれることでしょう。

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デザインについては、先行して発売されているSクラスやCクラスに似た印象で、中央にメルセデスエンブレムを配置した特徴的な大型グリルや、流れるようなサイドラインをはじめとしたエモーショナルなボディラインが印象的です。

 

自動運転機能についてはあくまでもアシスト機能であり、まだ世間で言われているような完全な自動運転車にはほど遠いものですが、現在の同レベルの自動運転機能のなかでは明らかに世界のトップランナーです。高速道路走行時や渋滞中などで、十分ドライバーの疲労を軽減してくれるものになっています。

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TEXT/安藤修也(フォッケウルフ)

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