ブレていた総理大臣がローマ法王に渡した“ブレない”デジタルビデオカメラ、そのメーカーは?
【MonoMax9月号の取材こぼれ話】
カバン300点を掲載した、8月10日発売のMonoMax9月号、
おかげさまで大変好評です。
お買い上げいただいた皆様、本当にありがとうございました。
編集部一同御礼申し上げます。
その御礼というわけではありませんが、
本誌に掲載できなかったこぼれ話をひとつお届けします。
そう、先月7日G8サミットのために
イタリアを訪問した、麻生首相です。
バチカンでローマ法王・ベネディクト16世に
日本製のビデオカメラをプレゼントしました。
MonoMax的には、これがどこのメーカーか、気になるところ。
ビデオカメラに詳しい人、わかります?
早速外務省に問い合わせたところ
「贈ったのはソニー製。日本らしいモノをということで
最新のビデオカメラに決まった」と判明しました。
なるほど、ソニーはビデオカメラのトップシェアメーカーだけに納得。
でも、じゃあいったいどのモデルなのか?
続けて質問してみると……
「そこまではお答えできません」(外務省)とつれない返事。
それでは、と今度はソニーへ問い合わせ。
すると……
「担当部署に問い合わせたみたところ、
断定できないのですが、写真外観などから判断すると
HDR-XR500Vではないかと思われます」(ソニー広報部)
なるほど、意外と判明するもんです。
実はこのHDR-XR500V、
今年の上半期に最も売れたモデルでもあります。
いまや各社の常識になった“手ブレ補正”機能を
大胆に進化させて、歩きながら撮影したときでも
おどろくほど“ブレない”のが魅力。
「ブレていた首相がブレないビデオカメラを贈る……」
な~んてなかなかジョークが利いてますが、
実はそれどころじゃありません!
HDR-XR500Vのヒットによって、ビデオカメラ市場では、
いま第二次手ブレ補正戦争ともいうべき、
熱い闘いが勃発しているからです。
秋の運動会シーズン、第二ゴールデンウィークを前に
各社が手ブレ補正機能を大きく進化させた新製品を
続々発表しています。
最新ビデオカメラの購入を考えている人には、
嬉しくも悩ましい事態といえましょう。
本誌P86-87では、このへんのこともレポートしています。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
ひとまず今日はこのへんで。
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