メカとか萌えばかりでもない、手作りホビーの祭典ワンダーフェスティバル2008[夏]開催

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8月3日、東京ビッグサイトにてガレージキットの祭典「ワンダーフェスティバル2008[夏]」が開催された。

ガレージキットとは、いまや市販されてない造形物を自分で作って、複製して共有してもらいたい、という精神から生まれた造形物のこと。アニメやゲームのキャラクターを立体物で表現することが多いのだが、そのド真中はは他媒体に任せるとして、萌えやメカにもいろいろあることがわかる会場内の様子をちょっとだけご紹介。

古典妖怪が「かっぱたん」に。照れているところがまた(LINK FACTORY)

レゴブロックで作ったオリジナルロボ。変形するものもあるとか(LEGロボ同盟)

カエルやネコ、動物たちのオリジナル幻想世界を連作模型で表現(フライングメガロポリス)

ワイヤーをより合わせたオリジナルロボ!色も形も素敵すぎる(第0研究室)

銅の叩き出しで作った立体物やマスコット(Coppers早川)

ペーパークラフトじゃなくて、紙素材の可動人形「KAMIROID」(FACTORY 53)

戦艦の砲身型ボールペン。自衛隊にも卸してるとか(ステルス田中雷工房)

食玩のミニ戦車にネコの砲塔を合体させた「ニャンコタンク」(長太郎本舗)

などなど、題材はメカや美少女だけでなく、素材もレジンばかりでない。会場内にはレトロ系玩具を販売するところもあった。(版権を遵守しつつ)フリーダム!

ワンフェスはガレージキット、レジンキャストの愛好家が集まる場所というより、立体でなにかを表現したい、共有してもらいたいという思いから生じる量産して配りたい、売りたい(そしてそれらをほしい、買いたい)という衝動全体を支えるイベントといえる。

量産方法にしても、3Dデータから「色つきの立体物」を出力できる機械まで登場していた。

出展作品の定義はもっと広がるのではないか。

「農機ロボ・バトラクター」/「なでしこリカ」

どちらもDICO社のインクジェット式3次元造型機で出力したもの。

「なでしこリカ」はTVチャンピオン2の「なでしこ礼儀作法王選手権」で優勝した矢島理佳さんを3次元スキャナーで取り込んだものだとか。

ガレージキット、フィギュアの祭典といえばメカや美少女などのキャラクターが主役になるのは現在のトレンド。会場内で人だかりができるのはやはりそういった出展物の前だが、そればっかりがすでにワンフェスではないだろう。

言ってしまえば中野ブロードウェーやユザワヤなどのレンタルケースで手作りのアクセサリーを売るような趣味とも一致すると思われる、そんな衝動を感じられるイベントだった。

ちなみに開場すぐに起きたエスカレーターの事故については、現場に居合わせた岡田斗司夫氏のブログ「レコーディング・ダイエットのススメ」に詳しい。

(望月哲史)

ワンダーフェスティバル公式ページ

レコーディング・ダイエットのススメ(8月3日)

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