自腹レビューBD版時かけ

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7月25日の発売日に購入したのですが、MonoMaxの締め切りやら校了やらで、しばらく観ることができなかったBD版「時かけ」。ようやく先日観ることができました。

とくに映像の良さを前面に押し出したアニメではないので、DVD版に比べてアドバンテージが高いわけではないですが、それでも精細感の高さは感じられました。あと、音がかなりいいですね。購入してよかったと思います。

劇場公開から2年経ち、テレビ放送も2回やったいまさら、「時かけ」の話をしてもなんですが観ていない人がいたら是非観て欲しい作品ですね。とくに30オーバーのアニメに縁遠くなったおっさんたちには観てもらいたいです。(ちなみに、筆者もとっくに30オーバー、というか40目前のおっさんです。)

「時かけ」はタイムリープという超能力を題材としているところから、ファンタジーと捉えられていますが、実はタイムリープよりも主人公を取り巻く高校生活や友人たち、それらを描く青春劇自体がファンタジーなんです。

主人公の真琴のような男友達と一緒にいるのが心地いいのに恋愛には臆病だったり、やけに純粋で清清しく描かれている千昭や浩介だったり、大学のキャンパスのような校内だったり、現実ではほぼありえないシチュエーションが作中には満載されているわけです。なので今、高校生をしている人たちにとって、共感できる人は少ないかもしれない。それとは逆に、高校卒業して10年以上もしくは、もう一度高校を卒業してしまうだけの年月を重ねたおっさんにとっては、青春を勝手に神格化して後からほのぼの思っているだけに、心地よく感じるわけです。

いま、劇場では「花男」が大ヒットしていますが、あれは女性向けのファンタジー。男性には本当の意味での理解は難しいのかもしれない。そういった意味では「時かけ」も女性には本当の意味での理解は難しいと思う。

タイムパラドックスやら設定の曖昧さなどもあるとは思いますが、そこは敢えてスルーすることで、作品の世界観を堪能してもらえればより楽しめるアニメです。ぜひ、夏のうちにせつなさを感じてください。

ところで、初回版の特典であるフィルム・ブックマークは自転車で告白する前の千昭でした。

真琴が良かったような、魔女おばさんが良かったような、功介よりましだったような…。

(岡安学)

公式サイト

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