2008/09/26 13:45
初のカラー液晶で発見!「たまごっちプラスカラー」2008年11月22日発売
1996年に誕生して全世界で4000万個を販売。社会現象にまでなった元祖育成玩具「たまごっち」が今年、また成長した姿を見せる。
12年目にして初めてカラー液晶を採用し、たまごっちたちの表情はより豊かになり、天気や時間、四季の変化も演出される。すでにおなじみの通信遊びに加えて、お出かけやアイテム収集など遊びの幅も広がった。
あの熱狂の中で売り場に並んだ人、学校に行ってる間に親に世話を頼んだ人、今は自分の子どもが遊んでますという人。
大きく成長した「たまごっちプラスカラー」はそんな懐かしさと新しさを併せ持つ“新種”だ。
「たまごっちプラスカラー」
■発売日:2008年11月22日■価格:¥5040■カラー:7色(ホワイト、ブラック、ピンク、マゼンタ、ブルー、グリーン、オレンジ)
■本体サイズ、重量:W55×H65.5×D28mm、約70g■電池:単4電池×2本(付属)
■仕様:液晶/1.52インチTFT液晶(128×128カラードットマトリックス)、CPU/32ビットRISCマイクロコンピュータ
たまごっちとの新しい生活については続きでもうちょっと詳しく。
カラー液晶で世界が広がる
カラー液晶になってたまごっちのご機嫌がわかりやすくなっている。うんちをあげると顔を真っ赤にして怒るし、お風呂に入ればご機嫌に・・・という具合。
また、ごはんはキッチン、うんちはトイレ、お風呂はバスルーム、眠るのは寝室、お出かけしたら街の風景に……など、動きに合わせて背景も変化する。
さらに部屋はゲームなどで貯めた“ごっちポイント”を使って、和風・山小屋風、ロイヤル風などにリフォームできるようになっている。成長して姿が変わったら、それに合わせて部屋をリフォームするのも楽しい。
さらに一日の時間の変化があり、天気も移り変わるうえ、一年を通じて季節まで変化する世界が表現される。季節ごとのイベントなども発生するので、長ーく遊べそうだ。
もちろん「たまごっちプラスカラー」同士で赤外線通信で恋愛し、2世を誕生させることもできる。
キャラクターがいろいろな場所におでかけ
アイテムを買える「たまたまマーケット」や、ほかのたまごっちに出会える「ごっち公園」などいろいろな場所におでかけも可能。さらに特定のアイテムを使用すると電車や新幹線で移動することもできる。
行く先には、12月公開の映画にちなんだ場所も……!
また映画館でも会えるっち!
2007年冬の初長編映画に続き、2008年も「映画!たまごっち うちゅーいちハッピーな物語!?」が12月20日より全国東宝系で公開される。
ぬいぐるみ付きの前売り券も販売されるので、今度は親子で、もしくは同窓会気分で見に行きたい。12年たっても主役は“まめっち”や“くちばっち”など、おなじみの面々なのだ。
マクドナルドや人気アーティストともコラボ
EXILEとのコラボレーションでオリジナルデザインを施した『エグモっち』(2柄・価格未定)が製作決定。
11月29日からスタートする全国5大ドームツアー「EXILE PERFECT LIVE TOUR 2008」のライブ会場や、オフィシャルファンクラブサイト「EX FAMILY」などで販売される予定だ。液晶画面にはEXILEのメンバー7人やEXILEのオリジナルキャラクター「エグモちゃん」が登場するという。
また、マクドナルドとのビッグな企画が11月に展開されるとか。詳細はまだ明かされていないが、「たまごっちプラスカラー」の発売に合わせてオモチャ売り場だけではない盛り上がりが始まりそうだ。
発表に際して、わずかな時間だが試作品を手にすることができた。一回り大きくなった本体は大人の手でも持ちやすく、カラー液晶で描写されるたまごっち世界はキレイで、お世話への反応も生き生きとしてカワイさはこれまで以上。
モノクロの粗いドット絵からたまごっちの生活を読み取っていた12年前が遠く思える(実際に一昔前だが)ほど、「たまごっちプラスカラー」の“ちゃんとしてる”感は強い。しかしウッカリしてるとすぐに死んだり、狙ったキャラに育つわけではないなど、いい意味で“よくわからない”要素はそのままの模様。
これはまたまた、濃厚なお世話ライフが始まりそうだ。
(C)BANDAI・WiZ 2004
(望月哲史)
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