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    【おうちの中はオアシスに降り立った宇宙船!?】水族館クリエイターが自宅で表現する“原寸大アクアテラリウム”

    イメージはオアシスに降り立った宇宙船。敷地全部で空間を表現する。

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    素敵な空間をたくさん見れば“センス”はもっともっと磨かれていくはず。MonoMaster3月号特集「MY ROOM STYLEセンスのある空間。」では、部屋作りの達人たちがこだわりを詰め込んだ個性が光る空間を取材。その特集内から4人目の登場となるのが、アクアリウムクリエイター/宮澤雅教さんのご自宅。部屋の中だけでなく、建物の外観、庭を含めたすべてのエリアをひとつの空間と捉え、原寸大のアクアテラリウムを表現したのだ。

    PROFILE

    アクアリウムクリエイター/宮澤雅教さん

    アクアリウムクリエイター
    宮澤雅教さん
    水槽レイアウトの製作やメンテナンスを事業として創業。数々の水族館や大型施設のプロジェクトに参画。水槽を“水の惑星”と称しアクアリウムの新しいスタイルを切り拓いてきた。日本観賞魚フェア水槽ディスプレイコンテストでは農林水産大臣賞、その他多数のアワードを受賞。

    色んな生物と暮らす理想空間。

    MonoMaster3月号特集「MY ROOM STYLEセンスのある空間。」より

    子どもの頃からプラスチック製の小さな水槽に魚を飼うだけでなく、流木や石を入れ、自分の世界観を作って遊ぶのが好きだった宮澤雅教さん。それが今や仕事にもなっている。
    「水棲生物に適した飼育施設をアクアリウム、陸上生物に適した飼育施設をテラリウムっていうんですが、建物だけでなく自分が暮らす空間すべてでそれを表現したかったんです」
    宮澤さんは水族館などの設計施工、運営管理に携わり、これまでに数々のデザイン賞を手にしてきたアクアリウムクリエイターだ。
    「仕事では500坪なんていう大型施設も造ってきたんですけど、この家はリアルサイズのアクアテラリウムという発想。ノアの方舟みたいに色んな生物を乗せた宇宙船が地上に降り立ったというイメージなんです」
    そこで選んだ建物がBESS DOMEだった。
    「設計から家が建つまでの2年以上、家族6人がキャンピングトレーラーで生活してたんです。いまもそのキャンピングトレーラーからの眺めが大好きで」
    家の前には広いウッドデッキがあり、リゾート施設のようなプールまで備わる。さらに敷地には植栽だけでなく水を循環させて川を流し、上下の落差がある滝まで設置した。
    「リビングにアクアリウムやテラリウムがありますけど、やってることは室内でも室外でも一緒。岩を置いて木を植えて。外だとそのスケール感が大きくなるだけ。室内だけを空間と捉えるのではなく、僕の場合は敷地全部を使って、空間を表現したんです」

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