<オニツカタイガー>日本の美意識が詰まった限定モデルがローンチ!
ヨーロッパで人気に火が付き、今まさに日本を席巻中のレトロクラシックスニーカーブーム。その中心に<オニツカタイガー>があるという事実には、おそらく日本のスニーカーファンの多くが驚いていることでしょう。何といっても<オニツカタイガー>は現<アシックス>の前身。日本のスポーツ黎明期を支えたブランドですが、1977年に休眠。2002年に復活を果たすまで、幻のブランドとして知る人ぞ知る存在でした。
さて、この<オニツカタイガー>、アンドレア ポンピリオとのコラボモデルを発表した2013年以降、ファッションブランドとして舵を切ったわけですが、そのアプローチも日本的。スポーツとファッション、サブカルチャーを結ぶ「オニツカタイガーキリモミプロジェクト」や日本のモノ作りを伝えるべく立ち上げた「NIPPON MADE」コレクションなどを展開。60~70年代に圧倒的なパフォーマンスで世界を魅了したユニークな機能美を継承しながら、日本が誇るナショナルブランドとして、その勢いを加速させているんです。で、その好例となるのが、7月に全国発売を控えるこの一足。
「襤褸(らんる)」メキシコ 66/¥14,000/サイズ22.5~28.0、29.0cm
ベースとなった「メキシコ66」については、皆さんもご存じでしょう。<オニツカタイガー>のアイコン「タイガーストライプ」を初採用したモデルであり、ブランドの代表作です。これまでも「日本メイド」コレクションにおける本藍染め、バフ加工など、様々な試みのキャンバスになってきた「メキシコ66」ですが、今回はご覧の通りのクレイジーパターン。着古した衣に布の端切(襤褸=ぼろ)をパッチワークに仕上げているんです。しかも、これがプリントではなく、職人による手縫いというから驚きですよね!
たとえば、ヒールフラップにクロス補強といった、アイコンディテールもこの通り! 「補修しながら愛用するという日本の伝統文化」を表現したそうなんですが、アイレットも菊穴ですし……毎回思いますけど、この手の込みようには唸るモノがありますよね。すごい! さて、本作は蔵から掘り起こしたデッドストック生地を使っているそうなので、いってしまえばすべてが一点モノ。貴重な出会いを逃す手はないですよ!
ライター/河原井
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それでは今回のおさらいです。
備後絣などのデッドストック生地でパッチワークした「メキシコ66」の限定モデル。
モデル名:「襤褸(らんる)」メキシコ 66
価格:¥14,000
サイズ:22.5~28.0、29.0cm
発売予定日:7月上旬
問い合わせ先:アシックスジャパン株式会社お客様相談室 ☎0120-068-806
http://www.onitsukatiger.com/ja-jp#
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