【集中連載】今語りたい名車 Car No.25 トヨタ プリウス
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
このたび、当連載がめでたく25回を迎えます。
記念すべき第25回を飾るのは、現在話題沸騰中、日本を代表する1台である
トヨタ
プリウス
です。
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成熟から成長へと転じ
さらに未来を見据えるプリウス
昨年の12月に発売開始となった、4代目プリウス。
その特徴的なスタイリング・デザインは賛否が大きく分かれ、話題となったが、実は中身のほうも大幅に進化していた。
まずプラットフォームが、商品力向上と原価低減を根幹にするトヨタのTNGAという新しいコンセプトで設計されたものとなり、乗り心地や走行性能が飛躍的に向上している。
同時に低重心化が図られているため、車高が低くなったにも関わらず居住性も高まった。
メカニカルな部分では、一部のグレードを除く全車にリチウムイオン電池が採用となり、バッテリー交換が不要になったほか、エンジンの改良やハイブリッド・システムの小型軽量化や高効率化が図られたおかげで、燃費も最高でJC08モード40.9km/Lへと向上。
プリウス初の電気式4WDモデルもラインナップされている。
価格は242万9018円から339万4145円となっている。
●ここにも注目!
エンジン+モーターのハイブリッド・システムは、トータルで170psに31.1kgmと充分な値。
実際に走らせてみても活発といえるレベルにある。
インテリアのデザインもエクステリア同様に特徴的だが、シートが改良されたことなども効いて快適性は大幅に向上している。
取材・文/嶋田智之 撮影/池之平昌信
(本文の内容は2016年本誌掲載時点のもの)
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