【乗ってみた】全方位で進化した新型XVは、都会にも似合い雪道でも安心のオールマイティ4WD!
気がついたら今年もあと一ヶ月、そしていつの間にかウインターシーズンに突入しております。北海道や東北、あるいは関東地方でも山沿いの地域ではちらほらと雪が見られるようになってきました。そこで重宝されるのが、4WDのクルマです。日常的に雪道を走らない人にとっても、万が一の時に4WD車は頼もしい味方になってくれます!
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ただ、いかにも“4WD”然としたゴツくてデカいクルマはちょっと……という人も多いはず。見た目は都会的でシュッとしていて(笑)、雪道走行の時には本当に使える優秀な4WDシステムを搭載している、そんなクルマを求めている人におすすめなのが、このスバル・XVです。
インプレッサのSUVバージョンであるこの「XV」、新型は今年の4月に発売されました。スタイリングは先代モデルと近い形状を維持していますが、コンサバティブながらもしっかり新しさを感じさせる仕上がりで、内外装ともにモダンでアーバンな雰囲気にまとめられています。
エンジンは1.6リッターに加えて、(今回試乗した)2.0リッター直噴エンジンを設定。なんと部品の約80%を見直したというこの直噴エンジンは、優れた燃費性能と力強いトルク性能を両立し、あらゆる速度域でまったく不満のない走りを実現しています。
ベースのインプレッサと同様、新型プラットフォーム(クルマの骨格みたいなもの)が採用されたことで、走りに安っぽさがなくなり、シャキッとしました。乗り心地も良くなっていて、ひとクラス上のモデルに匹敵する高品質感が感じられます。段差を越える際もサスペンションがよく動いている感じで、走行フィーリングはかなりしなやか。室内静粛性も向上しています。
搭載される4WDは「アクティブトルクスプリット4WD」と呼ばれるシステムで、あらゆる路面で4WDのメリットを最大限に引き出せるような自動制御を実現してくれます。また、悪路や滑りやすい路面などタイヤが空転してしまうようなシチュエーションで走行を安定させる電子制御システム「X-MODE」も採用されています。
もちろんいまや「安全装備の総合デパート」とまで言われるスバル車ですから、先進運転支援システム「アイサイト」の最新バージョン3を搭載。長距離の高速走行や渋滞走行は安楽に走ることができますし、運転に自信がないという人なら、きっと安心感を得ながら走ることができるでしょう。
TEXT/安藤修也(フォッケウルフ)
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