イタリア家電事情の巻
9月号(8月10日発売)の「カバン特集」に向けて、アリタリア航空(写真)でイタリア・ミラノへ。有名バッグファクトリーに取材してきました! 内容は楽しみにしていただきつつ、ココではちょっと珍しいミラノの家電製品をご紹介いたしましょう。
まずはテレビから。アクオス、ビエラ、レグザ……さぞ我らが日本製品が展示されているだろうと期待したものの、そこにあったのは韓国のLG。そういえば、ホテルのテレビも旧式だったけどLGでした。ここイタリアでも薄型化は、ゆっくりとだけど確実に広まりつつあるが、町の家電屋とはいえ1台も日本製品が見当たらないのはさびしかったです。
しかーし、You are Shock! ナント、ジャパニメーション「北斗の拳」が37型のスクリーンいっぱいに映ってるじゃないですか。いや~、ここでケンシロウに会えるとは思いもしなかったデス。値段は約84000円ナリ。
続いてパソコンコーナーへ行くと、すぐさまバイオを発見。さすが世界のソニー。ヨーロッパでもしっかりと浸透しているようです。ちなみにこのtype Pは約6万円強ですね。
ところがその先の壁には……acer勢がフルラインナップ! しかもこんなブースまで設けて、そうとう売る気満々です。店員のセールスを熱心に聞くイタリア人の姿も印象的でした。
最後に僕の心を癒してくれたのがこちら、iBOO。パックマンのモンスターみたいだけど、じつはiPodドックなのであります。頭に装着すれば、目のスピーカー部から音が鳴るという代物。タッチセンサを搭載して、触ると音量や選曲を操作できるようです。値段は約15000円ナリ。
ミラノ自体、赴きのある古い街並みなので、パっと見ではどこまでハイテク化が進んでいるのか分かりません。でも、こういった家電を見てると、世界のメイドインジャパン伝説は影を潜め、代わりにお隣の韓国や台湾の製品が台頭していることは一目瞭然。
歴史的名所も素晴らしいですが、ローカルな生活事情を肌で感じるのも海外旅行の醍醐味ですね。以上、ミラノの家電屋からレポでした!
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