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ハイテクで進化! 発想が育てる技術の遊び(東京おもちゃショーレポート・その3)

東京おもちゃショーの会場レポート第3弾は「ハイテク」。
ハイテクといっても、部品の性能などは“玩具業界では”高いってだけ。
(たまごっちの液晶画面を想像してみよう。あれも「ハイテク」だ)

でもその技術を着想が華麗に遊びにして、オモチャになるのだ、って例をご紹介。

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エポック社「TV地球儀」
テレビに接続して使う地球儀。「日本おもちゃ大賞2009」のイノベーティブ・トイ部門大賞。7月発売。
ペンでタッチしたところの国や地域、世界遺産などの情報をテレビに表示する。
地球儀を回すと画面の地球が連動して回る演出が面白いし、表示はルビもふってあって、お子様でも安心。
一方で大人にはチャチく見えそうなところ、どっこい情報量や内容は豊富なので、触りだすと止まらない魅力もある。
海に浮かんでる島をタッチしたら国名がイギリスだったリするんだよな。
微妙なエリアをタッチして「現在の教科書準拠」の世界を再確認してみるか?

 

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バンダイ「Myドラえもん」
アニメ放送30周年を記念して開発された、21世紀型コミュニケーションロボット。
パッケージは「未来デパートからの小包」風だ!
音声認識はしてないけど、日付や時間帯、ユーザーの反応を絶妙に感知してリアクションするドラえもんと、なぜか自然な会話ができてしまう。(声は水田わさびさん)
てんとう虫コミックスと同じくらいの背の高さだが、内部にはメカがぎっしり。
アニメでおなじみのドラえもんらしいセリフと戯れて過ごせる。
ドラえもんの誕生日である9月3日に発売。

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タカラトミーアーツ「逆さマスタージャパン」
吹き込んだ声が逆さ言葉になって再生される。
逆さといっても「ものまっくす」が「すくっまのも」になるわけではなくて、
母音と子音を分けて逆にするので、摩訶不思議な音になる仕組み。

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タカラトミー「エアロスパイダーレーザー」
壁を走ることで話題になった「エアロスパイダー」から、壁に照射した光を追いかけて走る新型が誕生。11月発売。
操縦してるときに「マシンから見ての左右」がわからなくて軽めのゲシュタルト崩壊を起こすなんて人も大丈夫! 行く先を照らすだけでよい。
ブースで実演していたお姉さんはスパイダーというよりバタフライなマスクだった。

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キューブ「オタマトーン」
明和電機が開発した音符型の楽器。符幹(ぼう)の部分をなぞり、符頭(たま)の口をパクパクさせて演奏する。9月発売。
口の開閉を再現したことで、鳴き声のような音が出るのがポイント。

技術とアイデアを融合させたら楽しくなったというのは、まさしく「ハイテクトイ」だ。
技術と遊び大国、日本の未来はハイテクトイにかかっている!(おおげさ)

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