自分のデニムが目の前で!?  EDWINのLIVE FACTORYイベントに潜入!

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MonoMax読者であれば「EDWIN(エドウイン)」を知らない人はいないだろう。日本製デニムの黎明期から続く、国内ブランド最大手。1997年にデビューした『503』シリーズを筆頭に、現在はヨーロッパ諸国で〝プレミアムデニム〟として確固たる地位を確立するなど、世界的人気を博している。その一方で、「MADE IN JAPAN」にこだわる日本のデニムブランドの多くが、岡山県の児島地区などに生産拠点を置く中、エドウインは東北地方の9か所に縫製から加工までを行なう自社工場を保有。1工場当たり日産1600本、延べ14400本もの国産デニムを、東北から世界へと発信していることは、あまり知られていない。

そこでEDWINは、去る8月、東京・天王洲アイルのB&C HALLにて展示会「The LIVE -MADE BY EDWIN-」を開催。一般的に展示会は、プレスやバイヤーといった業界関係者向けに行なわれるものだが、「The LIVE -MADE BY EDWIN-」は業界外にも門戸を開放。

The LIVE -MADE BY EDWIN-」のプロジェクトサイト(現在は募集終了)

一般来場者は、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて公募。プロジェクト「The LIVE -MADE BY EDWIN-」を支援した330人の一般入場者が駆けつけ、展示会は大盛況のうちに幕を下ろした。

会場となったB&C HALL内では、デニムの生産過程で排出した端材を使った「CORE」、江戸時代にデニムがあったら?というIF視点で生まれた「大麻布」といった新ラインのお披露目のほか、デニムの原材料である綿からデニムの表面加工に至るまでを紹介するエキシビションや工芸品作家とコラボしたインスタレーション、著名人を迎えたトークイベントなどを開催。

さらに、秋田県のエドウイン自社縫製工場から、独自にカスタマイズされたミシンや周辺機器を移設。実際に工場で働く職人たちを招き、会場内に縫製ラインを再現。

縫製ブースを取り囲むように足場を用意。来場者は門外不出ともいわれる、EDWINの縫製作業を全方位から見渡すことができた。


1本のデニムが縫い上がるまでの流れを示した工程図。

EDWIN製のデニムは、全45もの工程で縫製される。そのうち、後ポケット口の閂止めからリベット打ち、裾上げに至るまでの16工程を「EDWIN TOKYO FACTORY」で行なった。縫製を終えたデニムは隣のブースに移され、裾線の縫い代をアイロンで割るプレス作業や糸端の処理などを経て完成となる。アイロンでプレスする作業中に立ち上がる、香ばしい香りこそ、EDWINのデニムが綿100%である証だという。

オーダーした料理を目の前で仕上げるライブキッチンスタイルならぬ、まさに「ライブファクトリー」ともいうべき、エクスペリメンタルな企画「EDWIN TOKYO FACTORY」を展開。約60年にわたって培われた「MADE BY EDWIN」という自信とヘリテージを強烈にアピールした。


EDWIN TOKYO FACTORY」で完成したデニム『MADE IN TOKYO限定ジーンズ(The LIVE -MADE BY EDWIN- 限定バージョン)』。イベント名を刻印したレザーパッチやシリアルナンバーを付属するほか、リジッドの状態で手渡された。

 今回の「EDWIN TOKYO FACTORY」で生産したデニムは全100本。すべてクラウドファンディングのリターン商品であり、その他のリターン商品には今秋リニューアルを果たす『503』をベースにした限定バージョンもあった。

 「世界に誇れるスタンダードジーンズ」を目指して、1997年にデビューした『503』。今秋のリニューアルでどのように生まれ変わったのか、改めてディテールを確認してみよう。


今秋リニューアルを果たしたエドウインを代表するデニム的『503』。


エドウインの自社工場で作られたことを示す、MADE IN JAPANのビスネームを付属。

レザーパッチのデザインほか、ボタンやファスナーリベットなども刷新している。

このようにディテールを一新した『503』だが、今回のリニューアル最大のポイントは、何といっても生地の品質だろう。

従来の『503』は、綿100%のデニムに新・液体アンモニア加工を施すことで、14オンスのヘビーオンス生地でありながら、レーヨン混デニムを思わせるソフトな質感と光沢を実現していたが、このたびのリニューアルにあたり、クラボウの特許製造技術を用いた3本の粗糸からなる「精紡交燃糸」を採用した新技術を開発。

この精紡交燃糸を経糸に使ったデニム生地は、通常のデニムに比べて、光を反射する効果が高く、デニムのインディゴブルーがよりクリアに発色する。そのため、よりシャープで美しい表面に仕上がるのだ。

刷新後の『503』で展開するのは、レギュラー ストレート、スリム テーパード、ルーズ ストレートという3種のシルエット。いずれも股上バランスを現代の日本人体型に合わせて再設定し、男女ともに合わせやすいシルエットに仕上げるなど、『503』ならではのキレイ目なデニム路線をさらに強調したように感じられる。

これまで以上にクリーンに穿きこなすことができる『503』は、ネイビージャケットを使ったアイビールックやスポーツミックスとの相性は抜群。また、電解水を用いたエコ染色によって、染色工程におけるCO2の排出量を削減するなど、地球環境へも配慮している点もイマドキだ。

リニューアル版『503』は、レギュラー ストレートのみ9月14日(土)から一部の直営店およびオンラインストアで販売中。スリム テーパードは11月1日(金)から、ルーズ ストレート は12月1日(日)から発売予定。価格はいずれも¥8,900〜9,800(素材による)

【問い合わせ先】
エドウイン・カスタマーサービス☏0120-008-503
関連サイト:『503』公式HP http://edwin.co.jp/shop/pages/special_503.aspx 

 

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