カンペール×MonoMax ダクト リュック \23,000 W29×H42×D15cm
5月9日(土)正午 宝島社ストアにて予約開始!
「馬革の上品トート」オンオフ兼用しやすい“大人のトートバッグ”をアントラックで発見!
大人気御礼のMonoMaxスペシャルコラボ企画。今回は、シューズを中心としたカジュアルブランドとして世界に知られるカンペールとタッグを組み、スペシャルなリュックサックを開発! 2015春夏コレクションとして登場した「ダクト リュック」をベースに、PC収納や背面ポケット、撥水・防汚性の付加など、アクティブなライフスタイルを送るMonoMax読者に最適な仕様へと改良。誕生の経緯をカンペールデザイナーの友岡洋平さんに伺った!
──ついにスペシャルなリュックが完成しました!
友岡 本当に満足するものができたと実感しています。
──編集部でも、カンペールのシューズとともに青春時代を過ごした部員が多く、今回ご一緒できたのはとてもうれしかったです。
友岡 ありがとうございます。カンペールではユニセックスのシューズとバッグを扱っていますが、現在は女性のお客様が多く、もっと男性の方にもアピールしていきたいと思っていましたので、今回のコラボのお声掛けはありがたいものでした。
──ミニマルでスッキリとしたデザインが多いですよね。
友岡 モードやストリート、ナチュラルなどの様々なテイストを、上手にカジュアル化してしまうのがカンペールの特徴なんだと感じています。ですからバッグのデザインも、特定の方向に先走りすぎないように気をつけているんです。
──今回別注のベースとなった「ダクト」シリーズも、まさにそんなデザインですね。
友岡 オーセンティックで誰もが使えるようなバッグにしたいと考えて生まれたシリーズです。強い”ニオイ”がつかないようにしたんですよ。
──なるほど。そして最大の特徴が、間口にある分厚いレザー。この中にテープが入っていて、背負ったときに自動で間口が閉まるという構造にとても惹かれました。
友岡 もともとは分厚い革の存在感に惚れて、これをどうにか取り入れたいと考えたのがきっかけです。裁断したり穴を空けてみたりと試行錯誤した末、テープを通して間口に使うデザインが生まれました。背負ったら間口が閉まるという仕様はこれまでもあるのですが、テープが邪魔で中のものが取り出しづらいのが難点でした。しかし、このモデルでは厚い革を使っていることでその問題をクリアできたんです。
──たしかに、口金のついたバッグのように間口が四角く開きますから、書類の出し入れもしやすいですよね。
友岡 そうなんです。さらにスナップボタンも付けて、しっかり閉じれるようにしているんです。
──そしてこのリュックサックをベースに、編集部からいろいろと注文させていただきました。PC収納など機能をより充実させること、男性向けに仕上げてほしいこと、などなど。
友岡 改めてMonoMaxさんの雑誌を見て、もっとわかりやすく機能性を追加しないとな、と実感しました。でも、だからといって単純にポケットを付け加えるだけで済ますのも嫌で。いろいろ考えているうちに、足した部分に感情があるといいな、と思いついたんです。
──感情、ですか?
友岡 はい。例えば内側に追加したポケットや底板にはオレンジカラーを配色することで、感情をゆさぶるデザインにしたかったんです。
──たしかに眼に飛び込んでくるカラーですよね。視認性も高まりますし。
友岡 開けて楽しい気持ちになりますよね。
──ポケット類も充実しました。
友岡 背負った状態で扱える背面ポケットを左右両側に追加しました。ここにはケータイやパスケースなど、頻繁に出し入れする小物を入れておけます。また、PC収納を設けるために背面と、さらに底面にも芯材を追加してクッション性を高め、自立性も向上しました。さらには、これらを追加したことでより重い荷物を収納することが考えられますので、ストラップにある肩パッドを改良し、よりクッション性と通気性を高めたものに変えています。
──機能性が一気に倍増した感じですね。ここまで収納が充実していれば、アクティブに動きまわるMonoMax世代の皆様も快適に使っていただけると思います。
友岡 機能の面で付け加えるなら、生地表面にPVC加工を新たに施したのも大きいと思います。
──撥水性と防汚性を高めたい、というのもこちらからの要望でした。地面に置いたときに付着した汚れを、サッと拭き取れるといいなと考えて。
友岡 そうですね。突然の雨に振られたり、ちょっとの汚れがついたりしても気にならなくなりました。それにマット仕上げにしたことで、折り目が白化するのも特徴なんですよ。これも、さきほど述べた”感情”あるデザインのひとつなのですが、使用感が現れることでより愛着を持てるようになると考えています。
──経年変化が楽しめる、というわけですね。それに背負いはもちろん、ハンドル付きで手提げでもいけるから、幅広いシーンで使えますよね。
友岡 はい。僕はサンプルを使って実際にテストしていましたので、仕事でも休日でも使えるということは自信を持ってお伝えできます。ちょっとした旅行でも使えると思いますね。
──こちらの要望に徹底して応えてもらい、大満足です。新規バッグを作っていただいたのと同じくらい労力をかけてもらったような……?
友岡 実は、既存モデルとは寸法もすべて違っていて、この別注のために金型も一から作りました。職人さんも特別に時間を割いてもらって……。
──わわ! それは本当に……ありがとうございます!
友岡 いえいえ。私も新しい発見や考えの整理ができましたし、いいものができたと喜んでいます。本国スペインのデザイナーからも評価がすごく高かったんですよ。「限定なのは残念だ」って(笑)。
──本当にスペシャルな別注となりました。今回は100個のみですが、購入いただけた方はきっと満足していただけると思います。
友岡 街にオフィスに、ぜひ使ってみてください!
5月9日(金)正午
宝島社ストアにて予約開始!
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