ライター/望月哲史
世界で累計1500万個以上が売れていて、
日本でも90年代末からブームが起きたボードゲーム、
「カタンの開拓者」。
「昭和生まれが感動する“懐かしモノ”」2代目の大ヒットで人気を不動に!カセットテープ、MD、CD…あなたが初めて手にしたのはどの“ウォークマン®”?
発売15周年を迎えた今年、
パッケージを一新した携帯キャリー版が発売されます。
ジーピー
カタンの開拓者 携帯キャリー版
¥2100
11月25日発売
実は私、ドイツ語版をむかーし買ったんですけど、
箱のサイズ、おせち料理くらいありましたからね。
それがこんなにコンパクト&ポータブルになっております。
ちょっと前にポータブル版も出てましたが、こちらは豪華なケース入り。
っても「カタンって?」って人も多いですよね。
島を開拓し、資源を得てさらに開拓……なんて手順ダイジェストなんですけど、
そこはゲームなんで、みんなで仲良く協力して、というわけにはいきません。
(世の中には協力するゲームもありますけどね)
サイコロを振って「道を伸ばしま~す」なんて開拓してる脳裏には
「アイツを出し抜いて、いち早く土地を押さえねば!」
という、我欲まるだしの狙いがあったりして。
相手も相手で、
「あそこを開拓できなければ、交渉して資源をもらうしかない。まずは仲良く振舞おう」
なんて思いつつ
「いざとなったら盗賊を送り込んで邪魔しよう……」
なんて思ってるものなんですけどね。
わりと、プレイングに性格とか人間性が出ます。
慣れると「次に必要な資源」を踏まえてプレイするので、
上達の喜びもあるんですが、そもそもサイコロに嫌われたらアウト。
そこで人間力まで露になってしまいます。(大げさな言い方)
また、盤面は遊ぶたびに変わるので、負けても「もう1回!」が口をつく、と。
周囲に声をかけると一人くらい「知ってる~」って人がいるかもしれませんし、
発売元のジーピー社はルールのティーチング&プレイ大会を定期的に開催する予定だとか。
今後、来年2月に標準サイズ版(下写真)や、拡張セットなんかも発売されます。
ボードゲームを普段遊ばない人も、ぜひ新しい趣味を開拓してください。
モノマックスの記事をシェアする