広島発の「スピングルムーヴ」から新開発のソールを搭載したスニーカーが発売!
1933年に広島で創業し、製靴用ゴム製品やゴム長靴などの製造・販売を手掛けてきた老舗ゴム加工メーカー、ニチマン。スピングルカンパニーはニチマンのグループ会社で、職人の手作業による昔ながらの製造方法を用いて、自社ブランドの靴の企画・製造・販売を行っています。
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8月21日、スピングルカンパニーの新ソールブランド「RUBEAR/ルベア
SPINGLE MOVE SPM-341/ホワイト
アッパーにはカンガルーレザーを採用。カンガルーレザーは引き裂きや引っ張りに対する強度に優れた素材で、牛革より薄くて軽いのが特徴です。表面に施されたシボ加工が素材の発色に表情を加えてくれます。カラーは3色で展開。
SPINGLE MOVE SPM-341/ブラック
SPINGLE MOVE SPM-341/ダークブルー 3色ともに¥23,100円(税込)
サイズは25.5cm~28.5cmまで1cm刻みでM、L、LL、XLの4サイズで展開。サイズに迷ったときは、大きめのサイズをチョイスし、シューレースで調節するのがオススメです。
SPM-341のヒール部分には、ヌメ革に刻印したブランドネームを配置。本体のシンプルなカラーに色を添えてくれます。
インソールには、「COOL MAXIM/クール マキシム」を採用。使用済みペットボトルや繊維くず等の再生素材を55%使用しており、異型断面を持つ繊維の隙間が吸汗性・速乾性を高めてくれます。抗菌・防臭、抗カビ、消臭機能も備えています。
こちらはSMP -341のベースになっているSMP-110。スピングルカンパニーの人気モデルで、XS~XXLの8サイズで展開。
靴底材の接着は、昔ながらのバルカナイズ製法で
SPM-341に採用している新開発のRUBEAR NR(ナチュラルラバー)ソール。透明感のある色味は天然ラバーソールそのものですが、耐摩耗性・弾性・柔軟性に優れ、軽量化までも実現しているハイブリッドなソールになっています。もちろんこちらのソールも、バルカナイズ製法で作られています。
つり棚に並べられた靴を大きな釜に入れ、100度を超える熱で約1時間ほど加熱するバルカナイズ製法。これによりゴム底材と靴本体がぴったりと接着します。
ゴム底がはがれにくく靴本体の型崩れがしにくいといわれるこの製法ですが、手間がかかる上に不良品が発生しやすいため、いまではこの製法を扱うメーカーは減ってきているのだそう。
バルカナイズ製法のほかにも、職人の手作業が求められるのが、木型に合わせて引っぱりながらアッパーの形をつくる「つり込み」という作業です。素材によって異なる革の伸び具合を確かめながら、1足1足丁寧に靴を作り上げています。
※SPM-341は中底に直接アッパーの革を縫い合わせる「ストローベル製法/袋縫い製法」採用のため、つり込み作業は採
リペアして長く愛用できるスニーカー
両足現行ソール修理「かかとのみの場合」(¥5,170)、両足CNFソール(耐摩耗性が現行ソール比40%UP)修理「か
職人のこだわりの1足を長く愛用してもらいたいから、スピングルカンパニーでは、自社製品の修理も行っています。靴底がすり減ってきたら、写真のような修理をすることが可能。修理のタイミングで、新しい素材のソールや今までと違ったカラーに変更することもできます。
まずは下記のURLからショップリストをチェックして、お店で履き心地を確かめてみて。日本人の足にフィットする木型で作られたSPINGLE MOVEのスニーカーは、あなたにとっても、長く愛用できるスニーカーになるかもしれません。
スピングルカンパニー https://www.spingle.jp/
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