スペイン発の老舗シューズブランド”ロトゥセ”に注目!
伝統的なモノ作りイギリス、合理性に富んだアメリカ、色気のある華やかな作りのイタリア。
これはあるものの特徴を国別にイメージした言葉なのですが、みなさんお分かりでしょうか?
これは革靴のことを国別に表しています。
作り方やデザイン性などを踏まえて、このようなイメージで括られることの多い革靴ですが、忘れてはいけない革靴大国があります。
それが、スペインです。
各国の長所を取り入れ、コストパフォーマンスの高い革靴が多いのもスペインの特徴です。
そんな革靴大国スペインの中でいま脚光を浴びるブランドをご紹介していきます。
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1 100年以上の歴史から生み出される老舗ブランドの定番と新作に注目
今回の主役となるのが、LOTTUSSE(ロトゥセ)というブランドです。
まずはどんなブランドなのかヒストリーを簡単に説明します。
1877年に地中海に浮かぶスペイン・マヨルカ島にて創業されたレザーファクトリーブランドで、創業者のアントニオ・フルシャ・フィゲロラは英国にて7年間の修行後に、当時英国で普及し始めていた“グッドイヤーウェルト製法”を故郷に持ち帰り、 “マヨルカ島の靴作りの父”と今なお功績を讃えられ続けています。
ロトゥセの最大の特徴としては、英国の伝統的な靴作りから得た技術に、故郷である地中海のテイストをミックスさせたことで生まれるフォーマルとインフォーマルの絶妙なバランス感です!
そんなブランドのアイコンモデルとして君臨するのがこちらの「WALTON」。
外羽根のフルブローグシューズで、グッドイヤーウェルト製法。
と、ここまでなら王道の英国ブランドになりますが、そこから発展しているのがこのブランド最大の魅力です。
レザーソールにラバーソールを加えて歩きやすさを確保し、より現代的な1足になっています。
さらに北フランス産の自然放牧で育ったクオリティの高い牛の原皮を使用し、熟練職人の手作業で色付けされ、1足ごとに表情が異なる仕上がりになっています。
特にアッパーの立体感のある色付けはハンドメイドならではかと思います。
では次に新作2つをご紹介。
1つ目はロトゥセの大人気定番スニーカー「Torino」の新作モデル。
アッパーには牛革のブラウンスエードを採用し、これからのシーズンで大いに活躍してくれそうな1足です。
落ちいた色味のカラーリングなので、どんなパンツにも合わせやすいかと思います。
2つ目はこちらのチャッカブーツ。
まるでベルベットのような毛足の長さと表情が特徴の牛革のスエードをアッパーに用いています。
ラバーソールを採用しているので歩きやすいのもポイントです。
これからの季節に大活躍してくれるのがチャッカブーツ!
デニムに合わせてもよし、ウールパンツに合わせてもよしと汎用性が高い1足となっています。
1つあるとかなり重宝するのでおすすめです。
今回はスペイン発のシューズブランド“ロトゥセ”にフォーカスしてみました。
英国の流れを汲みながら、地中海のテイストを入れる靴作りは他にはない魅力でした。
歴史あるブランドなので、製品の良さは折り紙付です。
ぜひクラフトマンシップ溢れるロトゥセのシューズに触れてみてください。
[問い合わせ先]
リエート
TEL:03-5413-5333
URL:https://lottusse.com
文/スタイリスト 小林 知典
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