古くより人々に愛用されている飲み物の1つであるコーヒー。
私たちがよく知る「焙煎した豆から抽出したコーヒー」が誕生したのは13世紀以降とも言われています。
そんな長い歴史もあるコーヒーですが、いま一つの変換期を迎えようとしています。
「育てて焙煎して飲む」までだったコーヒーがさらなる進化を遂げています。
日本初の試みを実現させた“SUS coffee(サスコーヒー)”の魅力に迫っていきたいと思います。
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循環するサイクルを作り上げた新しいコーヒー器具の誕生!
まずは前提として知っておきたいのは、日本ではいったいどれほどコーヒーが飲まれているのか。
国際コーヒー機関の総計によると、令和元年の時点でのコーヒー消費量は約45万トン。
一人一週間当たりの杯数は約11杯と年々上がっている様子です。
そんな広く人々に愛されているコーヒーですが、問題を抱えている部分もあります。
抽出後に残る使用済みのコーヒー豆は温室効果の高いメタンガスを生成することから環境に悪影響を与えてしまいます。
そんな問題に着目し、廃棄されるはずだったコーヒーかすを再利用できないかと考え、新たにプロダクトとして生まれ変わったのが今回の主役である“SUS coffee”なのです。
では順にラインナップを見ていきましょう。
SUS Coffee coffee mill ¥2,750(税込)
まず1つめはコーヒーミル。
廃棄予定のコーヒーかすをアップサイクルし、新たにコーヒー器具として生まれ変わったのがこのシリーズの特徴。
全製品に共通しています。
最大6杯分の粉を挽くことができ、レバーで好みの粗さに調整も可能です。
中央にラバーをあしらうことで、グリップ力も向上し握りやすく挽きやすい構造になっています。
SUS Coffee Tumbler 350ml ¥1,980(税込)
2つめは廃棄されるコーヒーかすを30%使用したタンブラー。
真空断熱二重構造を採用しており、保温・保冷効果もあるため、アイスコーヒーやホットコーヒーのどちらも楽しむことができます。
SUS Coffee Dripper ¥660(税込)
3つめは軽量スプーンも付属されているドリッパーを紹介します。
5〜6杯分に対応しており、廃棄されるコーヒーかすを本体に使用しています。
ハンドドリップ派には是非とも試していただきたいドリッパーです。
SUS Coffee Frenchpress ¥2,750(税込)
最後はシンプルで扱いやすいフレンチプレスをご紹介。
挽いたコーヒー粉とお湯を入れるだけで簡単に本格的なコーヒーを味わえるのがフレンチプレスの魅力です。
フィルターは分解可能なため、掃除などの手入れも楽チン!
ドリップの技術も必要なく誰でも安定したコーヒー抽出ができ、フタと外側にコーヒーかすを使用したフレンチプレスでした。
さらにSUS coffeeは、先進国の人々と開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトで活動する特定非営利活動法人である“TABLE FOR TWO”の活動に賛同しています。
SUS coffeeシリーズを1つ購入すれば、給食費1食分を開発途上国へ寄付できる仕組みになっています。
食品廃棄物をアップサイクルすることで資源を節約し、寄付を通して飢餓撲滅への後押しにもなるように取り組まれているブランドがSUS coffeeなのです。
コーヒーから発展したSDGsを具現化したSUS coffeeのプロダクト。
デザイン性も高く、インテリアとしても一役買ってくれると思いますので、気になった方は是非ともチェックしてみてはいかがでしょうか。
[問い合わせ先]
アイグッズ
TEL:0120-83-6333
URL:https://sus.i-goods.co.jp/products/sus-coffee
撮影/関 竜太
画像の一部はメーカー提供
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この記事を書いた人
スタイリスト小林知典
1982年生まれ、福島県出身。スタイリスト栃木雅広氏に師事し独立。以後、雑誌・WEB・カタログを中心にスタイリングを手掛ける。最近ではアウトドアやインテリアにも興味を持ち、もっぱら収集する日々を送っている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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