【BEAMS別注】ショーン・ステューシーが削り出した無垢のN-3B【S/DOUBLE】
ここ数日、寒い日が続いています。そろそろ本格的に秋の空気ですね。
「魔性の魅力を持ったライトアウター」高級感◎でカッコ良すぎる…“ザ・ノース・フェイスの大人なブルゾン”をスタイリストが徹底解説
毎年この時季は決まってミリタリーがブームと押されるわけですが、春に巻き起こったMA-1旋風の勢いを考えますと今年の秋冬も継続!と感じる方も多いのではないでしょうか? もちろん、それは正解です! ではどういったモデルを選ぶべきでしょう?
そこで都会派ミリタリーコートの出番です。紹介するのは、STUSSYの創設者としてストリートブランドを定番カテゴリーに押し上げたショーン・ステューシーが贈る「S/DOUBLE」と「BEAMS」のWネーム。
別注N-3B/S/DOUBLE×BEAMS ¥57,000
こういった別注品はインライン(既製品)に手を加えて~という流れが通例なのですが「ショーンさんが着るならどんなN-3B?」というオファーに対して、1からデザインを構築していった、BEMASだからできる贅沢な別注品になっています。
別注のポイントは、ショーン氏曰く次の通り。
軍服をモダンにするには、シルエット以外のディテールを如何に削るか。引き算の考えをしなければならない。従来のN-3Bにはないスタイリッシュなシルエットを追求したい。N-3Bのディテールを考えるとシルエットをタイトにし、クリーンをキープするだけでなく、男らしさを表現するディテールも必要――ショーン・ステューシー
その上で、「フード部分の引き算として、コヨーテファーをなくした」といいますから、ショーンの頭にあったのは、1970年以前のN-3Bでしょうか? 袖リブもなくし、シルエットはシャープだけどスリーブのドレープ感&パッカリング縫製でしっかりとミリタリーらしい存在感をキープしていますよね。またブラックほど重た過ぎず、ネイビーほどフレッシュ過ぎないダークネイビーというカラーパレットの選択もいいじゃないですか。
若年層はもちろん50代のショーン氏自らも着用できる、愛用品としての資質をしっかりと押し上げていますよね。そうそう! こういうミリタリー臭を薄味にしたモダンさこそが今季に求められるエレメントなんですよ。
別注N-3B/S/DOUBLE×BEAMS ¥57,000
問 ビームス 原宿☎03-3470-3947
ライター/河原井
【関連記事】
ホグロフスの新顔は、高スペックを搭載した都会派のジャケット&パーカです!
【シエラデザインズ】伝説のマウンパに50周年モデルが登場! レトロな顔立ちながら機能的な一枚に仕上がりました
第1弾が完売!待望の「バブアー」ムック第2弾、9月10日発売します!
この記事のタグ
モノマックスの記事をシェアする