これからも、ステキなモノと出会うために。
今や、誰しもが欠かすことのできない“SDGs”への配慮がなされた、魅力的なモノやサービスを紹介していく当連載。
第12回に取り上げるのは
ザ・ノース・フェイス
アンダイド コレクション
です。
『SDGs』を今一度おさらい!
2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標。
「貧困」「持続可能な消費と生産」「気候変動」など17のゴールと169のターゲットから構成される。2030年が達成年限。
CONTENTS
「ザ・ノース・フェイスの逸品バッグ」通勤から旅行まで◎“使いやすさMAX”の最新バックパック、トートのすごさをスタイリストが徹底解説
環境負荷軽減のために導き出された“無染色”というひとつの答え
ザ・ノース・フェイス
アンダイド トライアンフ アノラック
¥36,300
問:ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
TEL:0120-307-560
商品サイト
日々を快適に暮らすにも、新たなチャレンジに挑むにも、私たちのライフスタイルに欠かせない存在である衣服。
しかし、これらの製造過程には環境に対する課題が山積しており、SDGsの目標のひとつ「つくる責任つかう責任」を果たすには、より多くの努力や工夫が必要だ。
創業当時から地球や自然との関わり方を模索してきたザ・ノース・フェイスでは、このうちのひとつである染色工程に注目。
今春、無染色のまま製品化を果たした「アンダイド コレクション」を発表した。
生地の染色には大量の水と化学染料が使われており、膨大な資源が費やされるだけでなく、対策に不備がある工場周辺では水質や土壌が汚染されてしまうこともある。
同コレクションは、この染色工程を省くことで実際に環境負荷を軽減。
縫い目や資材数も最小限に抑えており、衣類におけるサステナビリティを考えるひとつのきっかけももたらしている。
しかもただ「環境にやさしい」だけでなく、生地には防水透湿性に優れたゴアテックスファブリクスが起用されていたり、ややゆったりとしたサイズ感に落とし込んでいたりと、機能やデザインのクオリティも一級品。
時代が求める、衣類の在り方のひとつを指し示した。
ややゆったりしたシルエットで、アーバンな雰囲気。無染色ゆえの白がいまどきのシンプルなスタイリングにもマッチしやすい。
そのほかのアンダイドコレクション
アンダイド GTX ジャケット(MEN'S)
¥38,500
商品サイト
アンダイド GTX ジャケット(WOMEN'S)
¥38,500
商品サイト
アンダイド ハット
¥7,150
商品サイト
アンダイド キャップ
¥6,600
商品サイト
ザ・ノース・フェイスの取り組みにも注目
キュレーションメディア「window」で情報発信
ブランドでは独自キュレーションメディア「window」を運営。サステナブルな社会を実現するための挑戦と、領域を超えた様々な人たちとの対話を発信する。現在TNF_ALTERにて特別展を開催中。
障害者クライミングの普及活動にも参画
障害者クライミングの普及を支援するNPO法人モンキーマジックに協力。「見えない壁だって超えられる」とのコンセプトを描いたオリジナルTを販売。
数多くの環境保護活動に積極的に取り組んできた
リサイクルを推進する「GREEN IS GOOD」や利益の一部を自然環境保護に使う「コンサベーション・アライアンス・ジャパン」など多数の取り組みを実施。
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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