販売時間はわずか12分間だけ！ 世界を魅了するグリーン文字盤時計を見よ！

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独立時計師・浅岡 肇氏とは？

みなさんは、独立時計師・浅岡 肇氏をご存じでしょうか？
浅岡氏は2009年に複雑機構トゥールビヨンを自社製ムーブメントに搭載した日本初の腕時計を発表。自身のアトリエでほぼすべての工程を手掛ける時計は5年待ちとなってしまうなど、世界的な人気を誇る独立時計師です。
日本人会員はわずか3名というスイスに本拠地を置く独立時計師アカデミー「AHCI」に所属、顧客は王室や世界的時計コレクターというから驚きです。

そんな浅岡氏が手掛けるブランドの1つが、「KURONO BUNKYŌ TOKYO（クロノブンキョウトウキョウ）」であり、こちらも世界中で高い人気を誇っています。
たとえば、2020年発表のモデル「グランド茜」は、35万円という価格ながら限定200本が1分半で完売、2021年発表のモデル「クロノグラフ2」（41万8000円）も、限定500本がわずか3分半で完売するほどの人気ぶりなんです。先日も、世界屈指の老舗オークションハウス、フィリップスで氏が手掛けた20万円の時計が300万円で落札されました。

そしてそんなクロノブンキョウトウキョウから、見るも鮮やかなグリーン文字盤の名ウォッチがまた誕生します。

文字盤に漆を採用！ その名も「グランド：森」

2020年にクロノブンキョウトウキョウのブランド設立1周年記念モデルとして発表されたグリーン文字盤のドレスウォッチ「森」は、その年のGPHG（ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ）にノミネートされました。
今回登場する「グランド：森」は、ブランド設立3周年記念モデルであり、グリーンの表現に漆を用いたモデルです。

職人の手作業で実現した美しすぎる文字盤

文字盤表面は半透明の漆で覆われています。これは透き漆（すきうるし）と呼ばれるものです。
「グランド：森」では京都の女性漆職人が手作業で透き漆を施しています。
この漆文字盤の美しさを実現するのは研磨です。研磨は複雑な工程を伴います。まず3種類の砥石を用い、塗料の盛り上がりを平滑にします。
再度漆を塗りこんだ後、3種類の磨き粉を用いて綿で磨きます。そして最後に漆の塗りこみと人の手による研ぎを何度も繰り返すことでようやく完成します。

本作「グランド：森」では、透き漆はやや厚く施されることで文字盤に光が当たったときに、素地の「森の木々」に日の光が差し込んだような繊細なニュアンスが表現されています。

針・ケースにもこまかなディテールが光る

有機的な文字盤とコントラストを織りなすのは、浅岡氏がデザインしたアールデコスタイルのディテールです。
時針にはリーフ針、分針にはモダン針が採用されています。この組み合わせは同ブランドを象徴する針の組み合わせです。
分針と秒針の先は手作業により曲げられ、ボンベ文字盤・ボックスサファイアクリスタル風防のカーブと呼応しています。

こうしたディテールに使われている様々な曲線から「グランド：森」の立体感が生まれるのです。

ケースは37ミリ径、ステンレススチールの鍛造。鍛造ならではの柔らかな線がケースを構成し、厳格な基準を満たしたケース側面は文字がゆがみなく映りこむほどです。ケースバックはスクリューケースバック仕様でありながらソリッドバックの裏蓋ロゴが正方向に揃っています。

そのスタイルは、こちらの動画からも詳しく知ることができます。

販売時間はわずか12分間のみ！

「グランド：森」はブランド設立3周年のアニバーサリーモデルです。
本数限定ではなく時間限定販売となります。KURONO公式ホームページ上で5月27日（金）の23時（日本時間）から12分間限定販売とし、時間内の注文が受けつけられます。

なお、購入の際は、事前にKURONO公式ホームページにてアカウント登録が必要です。（登録無料）
また、これまで通り、転売が疑われるアカウントからのご注文は受けつけられなくなっています。

世界に誇る時計師が贈り出す世界的名作、気になる方はぜひチェックしてみてください！

クロノブンキョウトウキョウ
グランド：森