2022年はEV(電気自動車)のニューモデルが続々登場しているので興味を引かれている人は多いことでしょう!
まだ半分がやっと過ぎたくらいですが今年を代表するであろうEVが登場しました。
それがこの「三菱 eK クロス EV」です。日産サクラと兄弟車となる軽自動車規格のEV!
EVは高い、なんて思っている方もぜひ注目。補助金55万円に加えて自治体の補助金を活用すればぐっと身近な一台になるんです!
今回試したのは
三菱 eK クロス EV
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一充電での航続距離は180km! 実はこれで十分な航続距離なんです
eK クロス EVはハイブリッドではなくBEV(バッテリー電気自動車)なので、燃料で動かすエンジンは搭載されていません。
一充電で走行可能な距離はWLTCモードで180㎞。少ないと思われるかもしれませんが、三菱自動車によるとコンパクトカーユーザーの約8割は1日当たりの走行距離は50km以下とのこと。つまり2~3日充電せずとも問題ないんです。
自宅での充電に慣れるとむしろガソリンスタントまで行くほうが面倒、というEVオーナーも私の周りにいるほどなので慣れの問題ですね。
充電ポートは車体右側の後方に設置されています。上が普通充電用、下が急速充電用ポートです。運転席から降りてすぐにアクセスできるのが嬉しいポイント。
満充電にかかる時間は普通充電(AC200V/14.5A)で約8時間、急速充電では約40分で80%となります。
ラゲッジスペース下に普通充電用のコネクターを置いておくことができます。
使いやすいeK クロスの魅力はEVでも変更なし
リアシートは分割可倒式で前面に倒すとラゲッジスペースを拡大できます。さらに前席も倒すと車内全体をフラットに!
後席を立てたままで前席を倒せば上の写真のようなリラックスモードのシートアレンジも可能です。
後席のシートバックの角度を調整できることもポイント高し!
収納スペースも充実していて、助手席前方にはグローブボックスに加えて開放型のラックも備わる2段構え。
グローブボックスは車検証入れなどで占拠されることが多いですが、ドアポケットの脇に個別の収納スペースが用意されていました。
さらにさらに助手席のシート下には濡れたモノなどを置くのに便利なボックスも配置されています。
USBポートはType-AとType-Cが一つずつ備わっています。
駐車が楽しくなる「マイパイロット パーキング」が超便利!
前進、後退、縦列のいずれにも対応した駐車支援システム、マイパイロット パーキングを三菱自動車で初採用。
駐車場所の検知も正確で操作も簡単。場所を決めた後は、セレクター右に設置されたボタンを押し続ければ駐車完了です。
真ん中の駐車スペースに止めてみました。白線内のセンターにきれいに収まっています。この他にもクルーズコントロールや車線維持支援機能など先進装備の充実っぷりもすごいんです。
EVならではのドライブモードに注目!
EVならではの装備がイノベーティブペダル オペレーションモードのON/OFFスイッチです。
ONの状態では、アクセルペダルの踏み込み量で減速もコントロールできるので、ペダルを踏み変える回数がぐっと減りがハンドル操作に集中することができます。アクセルをオフにして減速している時はブレーキランプが点灯しているので後続車も安心。
また滑りやすい路面での発進をサポートするグリップコントロールは、雪道やぬかるんだ路面で片輪が空転しても駆動力を適切に配分することができるため、雪道での走破性も確保されています。4WDじゃないと、という人も注目ですよ。
eK クロス EVは充実の先進安全装備と軽自動車ならではの使いやすさを兼ね備えた1台でした。価格は2,398,000円~とちょっと高いかなと思われるかもしれませんが補助金を活用すればアンダー200万円で購入できます!
eK クロスの開発段階からEVを想定されていただけあって、居住性や走りともにEVだからというマイナスポイントはナシ。むしろ走りについはターボエンジンモデルをはるかに超える加速が体験できます。走りで選んでも楽しめる軽EV、eK クロス EVはぜひおすすめしたい一台でした。
【レポートVol.33】
三菱 eK クロス EV
¥2,398,000~(税込)
[主要諸元]全長×全幅×全高(mm):3,395×1,475×1,655 駆動用バッテリー:リチウムイオン電池 総電力量:20kWh 最高出力:45kW/2,302-10,455rpm 最大トルク:195N・m/0-2,302rpm 一充電走行距離:180㎞
問:三菱自動車 お客様相談センター TEL:0120-324-860 https://www.mitsubishi-motors.co.jp
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