「語れるトレンドキーワード」をもとに、今季を象徴する“チェックすべき”腕時計をピックアップ! 今回のトレンドキーワードは【イエローゴールドの復活】。
長い間、ピングゴールドやローズゴールドの人気に押され、やや忘れ去られた感のあったイエローゴールドが、ここに来て急激に復活。各社が新作に積極的に採用し始めた。
時計愛好家の目指す到達点のひとつとも言えるゴールドモデル。金のほか銀・銅・パラジウムの配合比率で色味が変化するゴールドだが、この配合比の調整で微妙な色の表現が可能になったのも大きい。アンティークでイエローゴールドが散見されるのは当時の技術的制約によるものだが、現代の視点ではそのレトロ感覚がかえって新鮮なのだ。
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1.【ヴァシュロン・コンスタンタン】気品あるラグジュアリー。時計通が再着目する“YG”
Vacheron Constantin/ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク・222 ¥8,976,000
ケース径37mm、5気圧防水、自動巻き、パワーリザーブ約40時間、18Kイエローゴールドケース&ブレスレット
1977〜85年に限定生産されたスポーツモデルの原点「222」を、現代的に再解釈した創業222周年記念モデル。37mmのケース径やベゼルの切れ込み、5時のマルタ十字など原点を踏襲する一方、自社製ムーブメントのCal.2455/2を搭載し、新世代モデルとしての装備も完備。
自社製Cal.2455/2のローターには、1977年のオリジナルモデルに使用された「222」のロゴを採用。
2.【オメガ】月の光を表現した新たなゴールド素材
OMEGA/オメガ スピードマスター ムーンウォッチ ムーンシャイン™ ゴールド 310.60.42.50.10.001 ¥5,214,000
ケース径42mm、5気圧防水、手巻き、パワーリザーブ50時間、18Kムーンシャインゴールドケース×ブレスレット
ゴールドにシルバー、銅、パラジウムをブレンドしてオメガが新開発した新しいイエローゴールド「ムーンシャイン™ゴールド」を用いた初のスピードマスター。この素材は従来より経年変化に強い。ムーブメントはコーアクシャルマスタークロノメーターキャリバー3861。
サファイアガラスを通して美しく仕上げられた「Cal.3861」を堪能できる。
バックルはコンフォートリリースシステムによりフィッティングの微調整が可能。
3.【ウブロ】時代を先取りしたオリジナルの復活
HUBLOT/ウブロ クラシック・フュージョン クロノグラフ イエローゴールド541.VX.1130.RX ¥3,300,000
ケース径42㎜、5気圧防水、自動巻き、パワーリザーブ約42時間、18Kイエローゴールドケース×ラバーストラップ
1980年、ウブロ創業時に生まれた「クラシック」を継承する「クラシック・フュージョン」は、イエローゴールドとの親和性が抜群。その黄色みの強い輝きと、ウブロが高級時計で初めて導入したブラックのラバーストラップが、比類なきコンビネーションで魅了する。
ケースバックは反射防止処理が施されたサファイアガラスを採用。
美しいポリッシュ仕上げが施されたリューズには、ウブロのロゴがくっきりとエンボス加工されている。
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