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ハンドクラフトだから成し得た美しさ!
クルマ、バイクを問わず、どのブランドでも旧車はたとえようのないほど美しさが際立つ。そのポイントにひとつに、上質で上品なメッキの使い方がある。金属メッキ加工には水銀を使用するため日本では工場の新設が行えず、既存の施設は老朽化が進み、今後この加工品は衰退の一途を辿ることになるだろう。
工場だけの問題ではなく、熟練の職人も今後減っていくことは必須。そんな大人のクロームメッキの事情がある中、もしかしたら最後のチャンスと言わんばかりにトライアンフから「Chrome Collection(クローム コレクション)」が発売となった。この美しい新コレクションは、ハンドクラフトで作り込まれた7種類限定の特別なリミテッドエディションとなっている。
絶版車のような個性的な輝き
世界中に多くのファンを持つトライアンフ。ブリティッシュスタイル、ロッカースタイル、そしてチョッパースタイルと変幻自在なベース車両。もちろんカスタムを施さず、ストックスタイルといういわゆる完全ノーマルでも特別な美しさを放つバイクブランドだ。
今回限定販売となる「Chrome Collection」は手作業による特別なクロームメッキ加工だけでなく、新たなアクセサリーキットの追加によって、現在販売されているバイクが絶版車のように個性的なモデルへと仕上げられている。
トライアンフの職人技が光る限定7モデル
この美しさに溢れたリミテッドエディションだが、日本で販売となるのはトライアンフの歴史において重要な部分を占めてきたクラシックな7モデル。
限定発売のクロームエディションとなって登場するモデル名を挙げると、美しいコバルトブルーとメタルストライプにブラックのタンクパッドを組み合わせた現代的なタンクやクラシックなクロームバッジとフューエルフィラーキャップを引き立たせるジェットブラックマッドガードとサイドパネルの「Bonneville T100(ボンネビル T100)」。
メタルニーパッドデザインにエレガントなジェットブラックのタンクストライプ、メタルディテールをあしらったトライアンフトライアングルタンクバッジを備え、レッドとシルバーのロゴグラフィックとのコントラストが映えるジェットブラックのサイドパネルとマッドガードが特徴的な「Speed Twin 900(スピードツイン900)」。
ブルックランズグリーンを基調としたクラシックなジェットブラックのタンクストライプ、大胆なメタルニーパッドデザイン、クロームディテールのトライアングルタンクバッジがあしらわれた「Scrambler 900(スクランブラー900)」。
クラシックなジェットブラックのマッドガード、ヘッドライトボウル、サイドパネルを装備し、伝統にインスパイアされた、メリデンブルーのアクセントを纏ったクロームタンクの「Bonneville T120(ボンネビル T120)」。
ジェットブラックにペイントされたセンターストライプが美しい伝統的なフルクロームタンクを装着した「Thruxton RS(スラクストン)」。
ジェットブラックのオーバーレイ塗装とトライアンフトライアングルタンクバッジがあしらわれたエレガントなクロームタンクをまとった「Bonneville Bobber(ボンネビル ボバー)」。
精巧に作られたクロームタンクと周囲を覆う大胆なディアブロレッドが個性的な「Bonneville Speedmaster(ボンネビル スピードマスター)」となっている。
Bonneville T100
カラー コバルトブルー
車両価格 ¥1,368,000(税込)
Speed Twin 900(スピードツイン900)
カラー レッドホッパー
車両価格 ¥1,187,000(税込)
Scrambler 900(スクランブラー900)
カラー ブルックランズグリーン
車両価格 ¥1,398,000(税込)
Bonneville T120(ボンネビル T120)
カラー クロム/メリデンブルー
車両価格 ¥1,692,000(税込)
Thruxton RS(スラクストン)
カラー クロム/ジェットブラック
車両価格 ¥2,047,000(税込)
Bonneville Bobber(ボンネビル ボバー)
カラー クロム/ジェットブラック
車両価格 ¥1,912,000(税込)
Bonneville Speedmaster(ボンネビル スピードマスター)
カラー クロム/ディアブロレッド
車両価格 ¥1,912,000(税込)
問い合わせ先
トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン
トライアンフコール:TEL 03-6809-5233
トライアンフWEBSITE:http://www.triumphmotorcycles.jp/
文/坂東 漠 画像提供/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン
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この記事を書いた人
パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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