「その人気は衰え知らず」軽乗用EV“三菱 eKクロス EV”と“日産サクラ”がわずか2年5カ月で生産累計10万台を達成!
イージーチューンで昭和レトロ感満載!
日常の便利さだけでなく、アウトドアの荷物運びでも活躍し、しかも維持費が安いことから人気となっている軽トラ。一方でメーカーのOEM化が進みブランドロゴは違うのにどれも同じ顔した軽トラばかりになっているのが現状。
機能としては優れている軽トラなのに、どれもこれも量産型イカツイ顔で飛び抜け感が薄い。「昭和の頃は、可愛い顔した軽トラがいっぱい走ってたのになあ」なんて当時を知る人の嘆きも聞こえてくる。
メンテナンス費用のかかる昭和軽トラを探して個性を演出するか。それともこの際、おしゃれ感なんて捨てて機能性に徹するか。そんな究極の選択を迫られる軽トラ選びに、救いの手が差し伸べられた。
スズキのキャリートラックをベース車にカスタムすることで、レトロ軽トラ人気ナンバー1のマツダのポーターキャブにそっくりな顔に変身できるパーツ「Cab(キャブ)」が発売となったのだ。
古い顔だけど新しい機能!
Cabを手がけるのは埼玉県所沢市にある夢久。カーデザインを中心にエアロパーツやキットカー、テーマパークのイベント用車輌、トラクターやコンバインなどの農業機械、さらにはコンセプトカーなどの工業デザインを手がけている。
3D設計からはじまり真空成型、FRP製作、プレス加工などの部品製作で、これまでに様々なブランドのカーデザインを仕上げていった実績を持つ。
その夢久が発表したのが昭和レトロ感満載の「Cab」なのだ。開発の発端は、ある兼業農家の奥様が「軽トラでの買い物がイヤだ」という嘆きを聞いたことによるのだとか。利便性は高いがおしゃれ感は低い軽トラック。美意識の高い人なら、男女問わず軽トラでの街乗りは気が引けても不思議ではない。
そこで立ち上がったのが、カーデザインを得意とする夢久なのだ。これまでにコンセプトカーを手がけた実績もあるので美しいデザインを作り上げるのは得意中の得意。新しい機能が詰め込まれた最新モデルを人気の旧車スタイルにカスタムすることで、可愛い軽トラへと生まれ変わらせたのだ。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ロケコーディネーター倉田和馬
オセアニア地区在住。「現場へ遅れず安全に送り届ける」をモットーに絶景へと案内するロケーションハンター。ゆえに低燃費・環境性能・安全機能に興味津々で、日本車・外車を問わず、最新のクルマ情報にアンテナを張り巡らしている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする