「生産台数わずか4台」チェントロスティーレが日本市場のために開発した超希少な“マセラティ MC20 チェロ”が登場
第二次世界大戦中に開発された軍用の4輪駆動車を起源とするジープ。その中でも、軍用車両からの流れを色濃く受け継ぐラングラーは、ジープブランドの象徴となるモデルだ。そんなラングラーにPHEV(プラグインハイブリッド)モデル「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン 4xe」が加わった。荒野を駆ける本格オフローダーが電動化? と驚くが、意外や電気モーターとオフロード走行の相性はいいという。
本格オフローダーが選択したPHEVシステムとは
ジープの本格オフローダー「ラングラー」に設定されたプラグインハイブリッド「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン 4xe」は、2L直列4気筒ターボエンジン、2基の電気モーター、350Vのリチウムイオンバッテリーに、8速ATを組み合わせたモデル。
エンジンにマウントされるP1モーター(63ps/54Nm)はエンジンを始動させるほか、バッテリーパックに電気を供給。トランスミッション前部に置かれるP2モーター(145ps/255Nm)は高電圧モータージェネレータで、駆動をアシストする役割を果たす。
P2モーターは2つのクラッチで制御される。ひとつめのクラッチでエンジンとモーターの出力をコントロール。もうひとつのクラッチで、トランスミッションとの噛み合いを調整してドライバビリティと効率性を向上させる。
ドライバーは運転席のボタン操作で、電気モーターとエンジンの作動状況を自動で最適化する「ハイブリッドモード」、100%EV走行を行う「エレクトリックモード」、バッテリーの充電レベルを維持しエンジン主体で走行する「e-SAVEモード」を選択することができる。
バッテリーの充電は家庭用200Vの普通充電に対応。減速時や制動時に働く回生ブレーキは、4×2走行時には駆動輪である後輪から、4×4走行時には4輪すべてからの制動エネルギーをバッテリーに供給する。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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