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    【ジープも電動化⁉︎】本格オフローダー「ラングラー」が選択したPHEVシステムの実力とは?

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    ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン 4xe 充電イメージ

    第二次世界大戦中に開発された軍用の4輪駆動車を起源とするジープ。その中でも、軍用車両からの流れを色濃く受け継ぐラングラーは、ジープブランドの象徴となるモデルだ。そんなラングラーにPHEV(プラグインハイブリッド)モデル「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン 4xe」が加わった。荒野を駆ける本格オフローダーが電動化? と驚くが、意外や電気モーターとオフロード走行の相性はいいという。

    本格オフローダーが選択したPHEVシステムとは

    ジープの本格オフローダー「ラングラー」に設定されたプラグインハイブリッド「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン 4xe」は、2L直列4気筒ターボエンジン、2基の電気モーター、350Vのリチウムイオンバッテリーに、8速ATを組み合わせたモデル。

    ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン 4xe 外観

    ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン 4xe 走行イメージ

    エンジンにマウントされるP1モーター(63ps/54Nm)はエンジンを始動させるほか、バッテリーパックに電気を供給。トランスミッション前部に置かれるP2モーター(145ps/255Nm)は高電圧モータージェネレータで、駆動をアシストする役割を果たす。

    P2モーターは2つのクラッチで制御される。ひとつめのクラッチでエンジンとモーターの出力をコントロール。もうひとつのクラッチで、トランスミッションとの噛み合いを調整してドライバビリティと効率性を向上させる。

    ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン 4xe 走行イメージ

    ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン 4xe 外観 リヤ

    ドライバーは運転席のボタン操作で、電気モーターとエンジンの作動状況を自動で最適化する「ハイブリッドモード」、100%EV走行を行う「エレクトリックモード」、バッテリーの充電レベルを維持しエンジン主体で走行する「e-SAVEモード」を選択することができる。

    ジープ ラングラー アンリミテッド ルビコン 4xe スイッチ

    バッテリーの充電は家庭用200Vの普通充電に対応。減速時や制動時に働く回生ブレーキは、4×2走行時には駆動輪である後輪から、4×4走行時には4輪すべてからの制動エネルギーをバッテリーに供給する。

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