伝統を紡ぎ、革新を吹き込み、逸品が生まれる
関市の刃物の歴史は今から約800年前に刀匠が移り住んだことで始まる。
同市にある関鍛冶伝承館では古来より伝わる匠の技や成果を資料として残し展示。
職人が1本ずつ手作業で磨いて仕上げる
※以下の工程写真には「関孫六 要」ではない製品も含まれています
包丁とハンドルを結合する口金を溶接し、その口金を滑らかに磨く。
積層強化木のハンドルに刃体を組み付けて固定。
刃体とハンドルの継ぎ目を研磨し、触っても感じられないほど段差をなくす。
最後に刃を付け、検査を経て完成。
「関孫六 要」は従来の刃物より薄く仕上げることで、鋭い切れ味を実現。崩れやすいトマトにもスッと刃が入る。
背が反ることでハンドルとまな板のあいだに空間がより多く生まれ、ハンドリングしやすくなっている。
テーパーをつけた八角形ハンドルは、握りやすい形状。
刃先の切付形状は飾り切りなどの細かな作業もしやすい。
食にこだわる人へ向け、3サイズを展開
上_ 切付6寸半(195㎜) ¥27,500
中_ 切付5寸(150㎜) ¥24,200
下_ 切付4寸(120㎜) ¥22,000
貝印 お客様相談室 TEL:0120-016-410
ブランドサイト https://www.kai-group.com/products/brand/sekimagoroku/
撮影/中村圭介 取材・文/野上真一(SIESTA PLANET)
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