二輪車最高峰のレース「MotoGP」で活躍するヤマハのマシンが「YZR-M1」だ。アクセントカラーはヤマハレーシングブルーと呼ばれる鮮明な青。霞みひとつない晴れ渡った爽快な空を思わせるそのヤマハレーシングブルーを纏ったスクーターが登場する。原付2種免許で運転できる「シグナス グリファス」の限定モデルとなる「Monster Energy Yamaha MotoGP Edition」だ。
CONTENTS
「人気必至の国産中型バイク」アニバーサリーイヤーの2台が揃って登場!カワサキの新型ネオクラシックモデル“W230”“MEGURO S1”に大注目
レーシングマシン「YZR-M1」のイメージを再現
ヤマハ「シグナス グリファス」限定モデルは「YZR-M1」をイメージさせるMonster Energy Yamahaのグラフィックを採用し、レーシングスポンサーとなる「Monster Energy」や「ENEOS」のロゴを忠実に再現。ロードレース選手権ファン納得のカラーリングとなっている。2023年1月30日に発売となるこの「Monster Energy Yamaha MotoGP Edition」は限定800台。マニアなら見逃せない1台だ。
「走りの楽しさ」と「環境性能」を両立!
「シグナス グリファス」はヤマハ発動機が2014年より掲げている「BLUE CORE」に基づくエンジン設計。高次元なレベルで「走りの楽しさ」を実現し、さらに「燃費」「環境性能」においても理想を具現化している。4ストローク SOHC 4バルブの124ccエンジンは高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして、高性能化を実現。
6,000r/minを境にローカムとハイカムが切り替わり、全域で優れたトルク特性を発揮するシグナス初の水冷単気筒「BLUE CORE」エンジンを搭載。ライダーはそのトルクフルな走りを堪能できるのだ。また、「シグナス グリファス」は始動モーターとジェネレーターを一体化したスマートモータージェネレーターを搭載し、軽量・コンパクト化に貢献しながら静粛なエンジン始動性を持つ仕様となっているのもひとつの特徴だ。
ゴールドカラーがアクセントとなる限定車!
限定800台となる「Monster Energy Yamaha MotoGP Edition」は外装色のヤマハレーシングブルーのほか、フロントブレーキキャリパーもレーシングの雰囲気を盛り上げるゴールドカラーを採用。油圧式シングルディスクブレーキを搭載したフロントブレーキはφ245mmとなる大型ディスクを誇る。
またフロントカウルのセンターにはヤマハを象徴する音叉エンブレムを配置。これもゴールドのアクセントカラーとなっている。
レーシングな雰囲気たっぷりの限定モデルではあるが、日常使いにも十分配慮。フロントポケットは500mlのペットボトルが収納できるスペースがあり、そこにはスマホなどを充電できるUSBソケットも備えている。
ロードレース世界選手権の最高峰クラスで戦う「YZR-M1」をイメージしたカラー&グラフィックの「Monster Energy Yamaha MotoGP Edition」は決して見逃すことのできない限定車だ。
「Monster Energy Yamaha MotoGP Edition」 スペック
全長×全幅×全高 1,935×690×1,160mm
シート高 785mm
定員乗車 2人
車両重量 125kg
エンジン 水冷単気筒4ストローク SOHC 4バルブ
総排気量 124cc
最高出力 9.0kW(12PS)/8,000rpm
最大トルク 11Nm(1.1kgf・m)/6,000rpm
メーカー希望小売価格 ¥335,000(税込)
問い合わせ先
ヤマハ発動機 カスタマーコミュニケーションセンター
TEL:0120-090-819
URL : https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/cygnus-gryphus/
文/坂東 漠 画像提供/ヤマハ発動機
この記事の画像一覧
この記事のタグ
この記事を書いた人
パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする