エアロダイナミクスを求めると、ちょっと重くなる。軽量化を進めると空気抵抗が増してくる。これは人体を駆使するロードバイクの究極の世界で起きてくる現象。しかし「性能か、あるいは軽量か」と、どちらかを犠牲にするような世界観に終わりを告げる最新ロードバイクが、手に届きやすい価格で「スペシャライズド」から登場した。
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より速く走りたいというライダーへ
アメリカ・カルフォルニア州に本社を置く「スペシャライズド」は、トップアスリート向けだけではなく、一般ユーザー向けにも幅広いラインアップを展開しているスポーツ自転車ブランド。「Pedal the Planet Forward (ペダルを回して地球を前に進めよう)」を存在意義に掲げ、サイクリングを通して人々の健康や生活の質を向上、環境や社会問題の改善を目指している。
そんな「スペシャライズド」は、サポートするトッププロライダーから得たノウハウをもとに、マウンテンバイクやグラベルロード、クロスバイク、キッズバイク、e-Bikeなどさまざまなモデルを開発。登場した最新ロードバイクは、シマノの電動変速システム105 Di2を搭載しながらも手に届きやすい価格となっている。
最高のエンジニア集団が持つ技術力を発揮
「Innovate or Die(革新を、さもなくば死を)」をテーマに技術革新への飽くなき挑戦を続ける「スペシャライズド」。今回発売となったロードバイクは「Tarmac(ターマック)」と「Aethos(エートス)」の2モデルだ。
純粋な速さを求めて作られている「ターマック」はどのフレームサイズでも最高の走行特性を発揮するよう設計され、すべてのレースバイクで最重要視されてきたエアロダイナミクス性能に加え、重量にも着目。空気抵抗を減らせば減らすほど軽さが犠牲にされてきたが、「ターマック」はエアロ性能を犠牲にすることなく、剛性、ライドクオリティを保ちながら920グラムという軽量フレームを完成させた。
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この記事を書いた人
パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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