インスタントラーメンハンターの大和イチロウです。私はインスタントラーメンを35年間、365日食べ続け、今まで計25000食を味わってきたマニアであり、最近では「中の人」としてもカップ麺や袋麺を監修する日々を過ごしております。そんなユーザー&マニア目線で、インスタントラーメンの最新情報をお届けするこの企画。
夏はインスタントラーメン業界の冬と言われるほど売り上げが落ち込む時期です。そこで各社、売上(&スーパーの棚スペース)確保のため冷しカップ麺を投入するタイミングでもあります。作る手間がかかる分けっこう美味しいものが多い冷しカップ麺。今回は夏だけの限定ですが数ある中から厳選して3つご紹介します。
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1.「名代富士そば冷したぬきそば」(ヤマダイ)
「名代富士そば冷したぬきそば」(ヤマダイ) ¥275(税込)316kcal
日本初の24時間営業の立ち食いそば屋として首都圏を中心に大人気の富士そばですが、今回で第4弾のコラボカップ麺となります。
湯切り後に何回(2〜3回)か冷水でそばを冷やす工程が必要です。構成はかやく2袋と液体つゆ1袋となります。冷しですのでスープは温めなくてもよいです。冷水が超おススメです。
完成です。かやくは紅生姜入り揚げ玉とわかめとねぎです。揚げ玉のなかなかのボリュームに驚きです。ニュータッチさんはねぎに定評あり。これはマニアにとってうれしい常識です。
あっさりしたかつおと濃口醤油のそばつゆにコシのあるそばは、まさに富士そばそのもの。紅生姜入り揚げ玉がアクセントとなり旨みをさらに広げてくれます。
「名代富士そば冷したぬきそば」(ヤマダイ)
【レビュー】
タレ・・・・・・★★★☆☆
麺・・・・・・・★★★★☆
具・・・・・・・★★★☆☆
作りやすさ・・・★★★☆☆
コスパ・・・・・★★★★☆
【総評】
具材は以前にリリースした「紅生姜天そば」の丸々紅生姜天をつけても良かったかなと思います。とはいえ本格的なテイストの冷しそばが気軽に食べられるのは拍手ものです。
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この記事を書いた人
食文化研究家大和イチロウ
趣味として、時にはカップ麺や袋麺の監修を手がける“中の人”として、日々インスタントラーメンにまみれているラーメンマニア。即席麺「一日一麺」を掲げ、36年で25,000食を実食。その足と舌で日本全国から集めた絶品のご当地袋麺を取り扱う専門店・やかん亭代表。
Twitter:@yamato160
Instagram:@yamato160
Website:https://yakantei.com/
お問い合わせ:info@yakantei.com
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