世界で大バズリしたユニクロ「ラウンドミニショルダーバッグ」は“バッグのお手本”だ!/編集長 奥家の「コレ買いです」Vol.12
執筆者: 編集長/奥家慎二
モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、世界で“大バズリ”しているユニクロ「ラウンドミニショルダーバッグ」を改めてチェックしました!
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SNSで大バズリし世界中でヒット!
ユニクロといえば、「究極の普段着」を標榜する“LifeWear”につい目を向けてしまいがち。でも、バッグや靴といったグッズコレクションも侮れません。ユーザーの生活ニーズから発想され、シンプルでいながら細部まで工夫されていて……専業ブランドも顔負けするような逸品が、しれっと店頭に置かれているんですよね。それも驚きの価格で。
ユニクロ「ラウンドミニショルダー」各¥1,500(税込) W28×H17×D10cm
そして今回ご紹介するのは……大変お待たせいたしました。お待たせし過ぎたかもしれません。ファッショニスタ界隈で大バズリ中の「ラウンドミニショルダー」です。
お客さまがSNSに投稿した動画が話題となり、「最もHOTなファッションアイテム」として世界中で注目を集めたバッグです。(公式webサイトより)
「ラウンドミニショルダーバッグ」が発売されたのは2021年4月。それから1年して、イギリスのファッション系ティックトッカーが動画を公開。シンプルでコンパクトに見えるバッグなのに、財布もコスメもお菓子もヘッドホンもデジカメも入る……!というような内容をアップしたところ、ミレニアル世代を中心に大バズリ。日本円で¥1,500というプライスも受け、発売から1年以上が経過した現在も頻繁に売り切れを繰り返すほどになったのだといいます。
ファッションのオールスター戦があるならば、間違いなく日本代表として選ばれる逸材でしょう。
私がこの「ラウンドミニショルダー」を知ったのもネットメディアから。子供づてに知り合ったお母さん方も持っていましたし、「買いたいけど買えない!」なんて声もよく耳にしました。
ナチュラルな風合いや体にフィットする形状がたまらない!
さて、実際に「ラウンドミニショルダー」を使って試してみました。まずは見た目のところから。
今回は、最近店頭に並ぶようになった2023秋冬モデルを用意。ベーシックカラーを中心に、落ち着きがあって秋冬コーデにマッチしやすい色合いがラインナップされていました。
ポイントは、すべて単色で統一していること。ステッチはもちろん、ファスナーのエレメントからストラップの長さを調節する移動カンまで、本体生地と同じカラーに合わせています。コストカットだけを狙うならパーツは共通化したほうがいいはずですが、ここはスタイルを重視。とはいえ、驚異的な低価格も実現しているわけで……ユニクロのすごさを感じます。
表生地にはナイロン素材を採用。表面には自然なシワ感があり、優しい風合いが漂います。手触りもGood。個人的には着物などにも用いられる伝統の縮布を連想させ、そういった意味でも親近感が湧きました。
フォルムは、名称にある通り弧形をしているのが特徴です。この手のバッグは、体のラインにフィットしやすいのがいいところ。ストラップから天部にかけて描かれた楕円に凹凸がないため、どこかが体にひっかかるといったことがないんですよね。それに、体の前でも後ろでも収まりがいいんです。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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