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【集中連載】今語りたい名車 Car No.15 フィアット 500X

「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
このたび、当連載がめでたく25回を迎えます。
そこで、これまで当連載で扱ってきた名車を本ブログにて1台ずつご紹介。

「衣替えですぐ着るのはちょっと待った!」ダウンジャケットを長く愛用するための“ひと手間お手入れ”をスタイリストが徹底解説

第15回の名車はフィアット 500Xです。

“いいクルマ”感たっぷりの
のびのび乗れるフィアット500

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500Xは、フィアット500ファミリーの最上級に位置するモデルであり、フィアットがこのクラスで初めて投入したクロスオーバーSUV。
最大の特徴は、世界的なヒット作となった標準型フィアット500のイメージを、スタイリングに巧みに盛り込んだエクステリアデザインだ。

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だが、メカニズム的には500との共通点はほとんどない。
プラットフォームは兄弟ブランドのジープ・レネゲードと共用するために新開発されたもので、そのため通常のFFモデルのほかにトルクオンデマンド式4WDシステムを持つモデルもラインナップされている。

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日本仕様のパワーユニットは、これも兄弟ブランドのアルファ・ロメオにも使われている、1.4リッターのマルチエア+ターボのみ。
FFモデルは140psで6速デュアルクラッチとの組み合わせ、4WDモデルは170psで9速オートマチックとの組み合わせとなっている。価格はFFが286万2000円から、4WDが334万8000円と、なかなか戦略的だ。

●ここにも注目!

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フィアット500ファミリーの最上級に位置するだけあって、各部のクオリティは通常の500よりも高い印象。
インテリアのデザインもシンプルながら好印象だ。

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1.4ターボ+6速DCTは、想像以上にスポーティな走りを楽しめる。

取材・文/嶋田智之 撮影/池之平昌信
(本文の内容は2015年時点のもの)

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