軽規格の中でパッケージをさらに煮詰めて使いやすく
インテリアではHonda SENSINGの機能や各種情報を見やすく表示する7インチTFT液晶メーターや荷物をまとめに収納できる大型のグローブボックス、後席大型サイドポケットなどを採用。細かな部分では、後席のトランクサイドライニングの一部にグリップ形状のくぼみを設けたり、ダッシュボードにコルクをイメージさせる素材を使うなど、居心地の良い空間作りへの配慮がうかがえる。
そしてN-BOXの最大の特徴はなんといってもパッケージ。センタータンクレイアウトにより実現した軽乗用車最大級の室内空間や高いアイポイントはそのままに、見通しがよく運転しやすい視界を実現。軽自動車の規格内であることから空間の拡大は少しにとどまるが、従来モデルと比較して頭上スペースを5mm、前席の左右幅を5mm拡大している。また、初代から実現されていた自転車の積載はさらに乗せやすく、安定するように改良されている。
今後、車両価格、主要諸元など詳しい情報を順次公開。8月中に先行予約の受付を開始し、2023年秋に正式発表される予定だ。
文/近藤暁史 写真提供/本田技研工業
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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