ロイヤルエンフィールドは、1901年の創業となる世界最古のモーターサイクルブランド。美しいオートバイを作り続け、122年の歴史となる同社の中核を担うのが「ロクゴーマル」シリーズだ。世界で高い評価を得ている648cc並列二気筒エンジンを採用したINT 650(アイエヌティ・ロクゴーマル)、CONTINENTAL GT 650(コンチネンタル・ジーティー・ロクゴーマル)などといったラインナップが並ぶが、その「ロクゴーマル」シリーズに最新モデルが登場。オーセンティックでありながら、最新のシャシーを組み合わせたクルーザーモデル「SUPER METEOR 650(スーパー・メテオ・ロクゴーマル)」が、いま注目の的となっている。
「スズキの通好みネイキッド、トライアンフの王道クラシックほか」ひとクセあるけど絶対おすすめ!ジャンル別“プロが今乗りたい大型バイク”7選
低い重心、グラマラスなデザイン
新型モデル「SUPER METEOR 650」にはSTANDARD(スタンダード)とTOURER(ツアラー)の2バリエーションが存在する。さらにSTANDARDにはAstral Black(アストラル・ブラック)、 Astral Blue(アストラル・ブルー)、Interstellar Green(インターステラー・グリーン)の3色。TOURERにはCelestial Blue(セレスティアル・ブルー)、Celestial Red(セレスティアル・レッド)との2色。合計5つのボディカラーで構成される。
全高はSTANDARDが1,550mmでTOURERより170mm高くなっているが、どちらもシート高は足つきのいい740mm。全長は2,300mmで全幅は890mmと共通する。膨らみのあるグラマラスな燃料タンク、着座面が広く低いシートから構築されるボディラインは流麗だ。
日本の道路環境にフィット
伝統的な650cc並列二気筒エンジンと新しいシャシーを組み合わせた最新モデル「SUPER METEOR 650」は、テストコースのみならず、高速道路、ワインディングロード、市街地などで100万キロを超える厳しいテストを実施。その結果、非常に信頼性が高く、ライディングが楽しいモデルに仕上がった。ニューカマーは2023年1月にヨーロッパ、アジアなどで先行して発売。世界各地から大きな反響を呼んでいる注目のクルーザーモデルが、ついに日本でも発売となったのだ。
日本の道路環境にフィットしたサイズ感とオーセンティックなスタイル。人間工学に基づいたライディングポジションは操作性もよく、あらゆるスピード域でコントロールしやすくなっている。
この記事のタグ
この記事を書いた人
パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする