アシックス「ランウォーク」が超高級靴に⁉︎ どこまでも歩きたくなるラグジュアリーシューズだ!/編集長 奥家の「コレ買いです」Vol.23
執筆者: 編集長/奥家慎二
モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、アシックスとコルテがコラボした特別な「ランウォーク」をレポートします!
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アシックスがフランス高級靴ブランドのコルテとコラボ!
スニーカー人気も冷めやらぬ昨今。加速し続ける服装のカジュアル化やスニーカー全盛だった2000年代ファッションの再来など理由はさまざまですけど、そのひとつとして上げられるのが「健康意識の高まり」です。コロナ禍にあっては健康が強く意識されましたし、それこそ外出が憚られて運動不足に悩まされた人も多いはず。「目的地のひとつ前の駅で降りて、歩いていこう」なんて殊勝な心がけを実践するなら、やっぱり革靴よりスニーカーのほうがいいんですよね。
そういうときに頼れる存在が、アシックスの「ランウォーク」。"美しいシルエットとデザインをもつ、走れるビジネスシューズ"というシリーズで、アシックスが培ってきたラン/ウォーキングのテクノロジーが凝縮。本当に歩いたり走ったりしやすくて、MonoMaxでも何度も取り上げてきました。
アシックス×コルテ「RUNWALK EN PISTE HYBRID 245LX 3E」¥82,500(税込) 数量限定
そんな「ランウォーク」の新作は、なんとフランスの高級靴ブランドであるコルテとのコラボ!
CORTHAY(コルテ)のブランドコンセプトは、「伝統と革新の融合」です。フランスの高級靴製造の伝統を継承しながら、新しいデザインと先進の技術を導入し、洗練された美しさと高品質を実現。靴職人たちの技術と、美学的感覚、そして顧客との強いつながりを重視し、靴の製造過程において、手作業を中心に据え、伝統的な技術を用いて、一足ずつ丁寧に作り上げています。長期にわたり愛用できるように、品質にもこだわり、伝統と革新、美的感覚と職人技術、そして持続可能性の融合を追求しています。(アシックス公式webサイトより)
日仏シューズブランドによる夢のコラボ。とっても贅沢な一足に仕上がっていました。
ラグジュアリーなアッパー表現に驚く!
なんといっても目をみはったのが、アッパーの質感や仕上げの美しさでした。素材にはフランス産の上質な原皮を使用したキップレザーを採用。そのうえでパーツの切り替え部に濃淡仕上げを施すことで、芳醇なドレス感が香ってきます。その表現力や染色の美しさは、さすがフランスの高級ブランドだなと思わず唸る出来栄えでした。コルテが持つ、伝統的なフランスの靴製法が存分に生かされています。
サイドにはおなじみのアシックスストライプが描かれていますから、「いつものアシックスかな?」と思うのですけど、どうみてもアッパーの仕上がりが普通じゃない。"脳がバグる"感じがして、それもまたおもしろいんです。
シューレースやソールを含め、すべてを単一カラーに染め上げているところも上品さを感じたポイント。革靴に通じる美学を感じさせます。それに、このモスグリーンも魅力を感じました。昨今は高級時計にもグリーン文字盤を採用するモデルが増えているように、いまどきなラグジュアリー感のある色合いだと思います。
キップレザーそのものも柔らかいですし、基本構造はスニーカーですから、足入れも容易。足をしっかりと覆ってくれる感覚があり、フィット感も良好でした。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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