【4階以上で“G”が出ないはウソ】アース製薬に聞く、秋こそゴキブリ対策が重要な理由とは？出没しにくい家づくりのポイントも

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ゴキブリは春や夏に対策をする……というイメージが根強いですが、実は少しずつ冬に向かっていくこの時期こそゴキブリ対策が重要です。家の中でよくみかけるクロゴキブリは冬の間、幼虫や卵で越冬していることが多く、外で越冬した場合には春になり休眠から目覚めると餌を求めて家の中に侵入してきますので、来年の春のために秋から冬にかけてのゴキブリ対策は重要なのです。そこで「ゴキブリが出没しにくい家づくりのポイント」や秋から冬にかけてのゴキブリ対策について、アース製薬担当者に聞きました。

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ゴキブリ退治は前から！その理由は「視力が悪いから」？？

「逃げ足の速いゴキブリも実は視力が悪いため、あまりよく見えていません。叩こうとして後ろから追いかけるとどんどん逃げてしまうのは、お尻の『ハ』の字状の“尾毛”で空気の流れを感じとり危険を察知しているためです。そのため、ゴキブリ駆除用のスプレー剤で仕留めるためには、後ろからではなく頭の前方を狙うことが重要です」

とはいえ、前からゴキブリに対峙するのは「こっちに飛んでくるのでは?!」と少し恐怖を感じるもの。

「ちなみに、ゴキブリは自力で「飛ぶ」ことはありません。高いところから低い位置に向かって滑空（風の力で飛ぶ）することはあります」

「4階以上はゴキブリが出ない」はウソ

蚊などは種類にもよりますが3階くらいの高さが限界ではないかと言われているようですが、ゴキブリはどうでしょう？

「侵入してこれないのでは？と思いきや、ゴキブリの足の先端には吸盤の役目をした褥盤（じょくばん）というものがついており、ガラスなどのツルツルした面も登ることができます。そのため、ガラス窓なども余裕で登ってきてしまうことができます。また、爪がひっかかる場所では天井なども登ること事ができます。さらに、引越しや宅配の段ボールなどでゴキブリが持ち込まれるケースもありますので、4階以上の家でも出没する可能性は大いにあります」