丁寧なレストア作業で初代フロッグマンがよみがえる!
実際にレストアしている様子も見せてもらいました。この道10年以上という多田稔さんが作業してくれました。
ベゼルやバンドを取り外し、ケースを固定台座に設置してからスクリューバックを開けていきます。
次にパッキンや電池を取り外します。
液晶・モジュールも慎重に取り外し。
4つのプッシュボタンも外していきます。
うち1本のボタンシャフトが曲がっていた(上写真・左)ため、まっすぐなるよう調整(上写真・右)。そうした状態のチェック、修正も適時行っていきます。
ガラスの内側が曇っていた場合は、専用の工具で取り外してから清掃を実施。高気密なフロッグマンですが、数十年も経つと内部から微小なガスが発生し、それがガラス面に付着して白っぽくなってしまうことがあるのだとか。それをキレイに拭き取って付け直します。
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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