小回り重視のフランス車
古くから栄えているパリは、歴史的な建造物も数多く存在し、大都市であっても道そのものに古い歴史があります。だからいまも細くゴツゴツとした石畳の道も普通に存在。そんなパリ生まれのブランドだからこそ、ルノーの車両は入り組んだ小道もキビキビ走り抜ける小回り重視の性能。
1993年にデビューしたトゥインゴは、パリジャン&パリジェンヌのニーズに徹底的に応えるよう設計されたので、登場からすぐに街の人気者となったのです。一方で、日本も細く入り組んだ道が数多く存在します。だから日本でもコンパクトカーに一定の人気があるのですが、一般的なコンパクトカーはフロントにエンジンを搭載し、前輪が駆動するFF車です。ボディこそコンパクトですが、小回り性能を重視するとFFはちょっと不都合。ところがルノー トゥインゴは、リアにエンジンを搭載し、後輪が駆動するRR車。だから軽自動車より室内にゆとりがありながらも、軽自動車レベルで小回りが効くのです。
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この記事を書いた人
ロケコーディネーター倉田和馬
オセアニア地区在住。「現場へ遅れず安全に送り届ける」をモットーに絶景へと案内するロケーションハンター。ゆえに低燃費・環境性能・安全機能に興味津々で、日本車・外車を問わず、最新のクルマ情報にアンテナを張り巡らしている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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