ピックアップトラックらしいダイナミックで硬派なデザインが特徴
日本仕様のパワートレーンは、高い環境性能と実用域で扱いやすい動力性能を実現した新開発の4N16型クリーンディーゼルエンジン。排気量2439ccの直4ディーゼルターボエンジンは、標高の高い所でも全域でパワーが得られるように回転数と負荷に応じて2つのタービンを協調させて全回転域で高出力を発揮する2ステージターボシステムを装備し、最高出力204psと最大トルク470Nmを発生する。
駆動システムは、後輪駆動の「2H」、フルタイム4WDの「4H」、センターデフ直結の「4HLc」、そのローギアード版である「4LLc」という4種類の4WDモードを持つ「スーパーセレクト4WD-II」を搭載。トランスミッションは6速ATで、コーナリング時に外側タイヤに多くの駆動力を伝えるブレーキ制御式の アクティブ・ヨー・コントロール「AYC」も装備する。
さらに路面状況に応じて適切なトラクションを実現する7つのドライブモードも搭載。「MUD」モードはあえてスリップさせながら泥沼から脱出するセッティングで、「SNOW」モードでは2速発進でグリップを確保する。
サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアは強度を確保しながら軽量化したリーフスプリングで、大径のショックアブソーバーが組み合わされる。
ボディサイズは全長5360mm×全幅1930mm(GSR)とダイナミックで、加えて力強く立体的なフロントグリルやフェンダーからつながる硬派な造形など、ピックアップトラックに求められるタフさや力強さ、堅牢さを表現したデザインも大きな魅力となる。
新型トライトンは標準グレードの「GLS」、上級グレードの「GSR」の2モデルが用意され、車両価格はGLSが¥4,980,800、GSRが¥5,401,000。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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