【究極の白T】すべてはジャケットのために!? 細部にまでこだわり抜かれた「#FFFFFFT」の新作がすごい

“ジャケットのため”にこだわり抜かれたディテール

テーラードジャケットのように高めに設計された袖山と、身幅から裾にかけて程よくテーパードを利かせることでルーズな印象を与えず、ジャケットの中でももたつかないストレスフリーなフィット感に。

タックアウトでジャケットの裾からはみ出さずに収まる着丈感は、タックイン派にも対応。さらに通常のTシャツでは前後均等に接がれた脇線を後ろに回すことで、立体的なシルエットを損なわず、美しいドレープを生み出している。

また、カジュアルなアイテムをドレス向けに昇華するべく、ディテールにもこだわり抜いたという。

印象を大きく左右するネックラインは、ミリ単位で調整を繰り返したセミモックネックを採用。絶妙な高さのある首元は着用することができ、一般的なクルーネックに比べて適度なフォーマル感を演出しながら、ジャケットの襟が直接肌に触れづらいという実用性も確保。

袖口にステッチが出ない贅沢な二重仕立ての袖は、ジャケット着用時に滑りを良くして引っ掛かりを抑え、一枚で着た時には従来のTシャツにはない上品な表情を与えてくれる。

裾には熟練の職人技を要する天地引き、ネックのフライス部分は無飾りで仕上げるなど、装飾はとことん削ぎ落すことでミニマルでクリーンな印象を生み出している。

この記事の画像一覧

この記事の画像一覧を見る（7枚）