ステランティス ジャパンは、フィアットブランドのコンパクトカー「フィアット500(チンクエチェント)」に、新たなグレード「500 1.2 ドルチェヴィータ(Dolcevita)」、カブリオレモデルの「500C 1.2 ドルチェヴィータ(Dolcevita)」を追加して設定した。電気自動車の新型フィアット500eの登場後も現行フィアット500の人気は世界的に高く、その継続が望まれているが、今回のモデル追加でしばらくは生産が続けられることになりそうだ。
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EVになった“フィアット600”を試乗レポート、「優雅さと品格が際立つ」マツダの新フラッグシップSUV ほか【クルマの人気記事ランキングベスト3】(2024年10月版)
「ヌーヴァ500」を彷彿とさせる愛くるしさで世界的に大ヒット
フィアット500は、「ヌーヴァ500」誕生50周年を記念して、フィアットパンダをベースに開発された愛くるしいコンパクトカー。「ヌーヴァ500」をモチーフにしているが、デザインは一新されて駆動方式はFFとなっている。
それでも、小さな丸いヘッドライト、キュートな顔つき、ポップなインテリアやメーターレイアウトなどは「ヌーヴァ500」を彷彿とさせるものがあり、世界的な大ヒットとなった。
登場後も、そのキャラクターにあわせて数多くの特別仕様車が設定され、それらが多くの話題を提供していることもあって、新鮮味が薄れることなく、2007年のデビューから17年を数えるロングセラーとなっている。
ただ最近ではツインエアエンジン搭載車の生産終了が伝えられ、いよいよ販売終了となるのかという心配の声も上がっていた。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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