映画。それは数時間で人の心を動かす最高のエンターテインメント。細部までこだわりを詰め、様々な展開で人を惹きつけることができる素晴らしいものですよね。そんな映画と親和性の高いものがあります。それは、腕時計です。
「名作には名品が登場する」という言葉に深く納得するほど、映画の歴史上、数多くの名作腕時計が登場しています。今回は2021年〜2023年に公開された映画から、象徴的だった3本の名作腕時計をピックアップ!作品とも関わりの深いシネマウォッチの魅力をお伝えしていきます。
「ボーナスで手に入れたい一生モノ」2024年のウォッチシーンを象徴する“珠玉の5本”は?時計ジャーナリストがトレンドワードとともに徹底解説
1.【オメガ】男心をくすぐる最高のスパイグッズ
オメガ
シーマスター ダイバー 300M 007エディション
¥1,551,000
シネマウォッチといえば、こちらを外すわけには行きません。2021年公開の「007/ノータイム・トゥ・ダイ」でジェームス・ボンドが着用していたオメガの“シーマスター ダイバー 300M”です。実はオメガと007は関係性も深く、1995年公開の「007/ゴールデンアイ」以降、ボンドが身につけているのがオメガのシーマスターで、30年近く着けられた腕時計でもあり、まさにボンドウォッチと呼ぶにふさわしい時計なのです!
ダニエル・クレイグや製作陣の意向も取り入れ作られた今作は、クラシカルな面持ちながらオメガの持つ最新テクノロジーを共存させた特別な1本。ダイアルやベゼルにはトロピカルブラウンのアルミを用いてクラシカルな雰囲気を感じさせ、業界最高水準を誇る精度と計時の性能、耐磁性を備えたオメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8806を搭載しているのが特徴です。
チタンケース&ブレスレットにアルミを使った軽量モデルなため、一般的なシーマスター ダイバー300Mに比べてスリムで、日常使いしやすいのもポイントの1つ。
作中では語られていませんが、裏ブタにはとある刻印が……。これは英国官給品の証であるブロードアローマークと、007にちなんだナンバリングがされており、見るものをワクワクさせてくれるディテールが隠されているんです。
劇中では最後の進入時に活躍するボンドグッズとして存在感を放っており、歴代シーマスターと比べても群を抜いてカッコいいので、ぜひ直接ご覧いただきたいです。
素材:アルミニウムベゼル・ケース、内側に無反射処理を施したドーム型強化サファイアガラス、チタンブレスレット
その他:ケース径42mm、パワーリサーブ最長55時間、10気圧防水、自動巻き
問い合わせ:オメガ TEL:0570-000087
URL:https://www.omegawatches.jp
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この記事を書いた人
スタイリスト小林知典
1982年生まれ、福島県出身。スタイリスト栃木雅広氏に師事し独立。以後、雑誌・WEB・カタログを中心にスタイリングを手掛ける。最近ではアウトドアやインテリアにも興味を持ち、もっぱら収集する日々を送っている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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