「神は細部に宿る」贅沢なシェルコードバンと匠の技が融合した“日本製レザー財布”に惚れ惚れ/編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.58
執筆者: 編集長/奥家慎二
丁寧で美しい仕上げに惚れてしまう!
「シェルコードバン ショートウォレット」を手にして感じたのは、まさに隙のない出来だということです。毎年ものすごい数の財布を拝見していると、デザインや機能性のよさの他に縫製や仕上げにも目が向くようになるのですが、今作に妥協は一切なし。ステッチワークに乱れもありませんし、カード段の念引きもビシッと引かれていました。超高級とされるブランドでも細部は丁寧でなかったりするのですが、そこはさすが日本のファクトリーブランド、職人の匠の技が宿っています。
複数の革が重なったコバの処理も、ご覧の通りの美しさ。必要以上に塗料を山盛りにしたり、ツヤを出しすぎたりしないところに、日本人の美意識を感じます。
札室は2層構造。縫製が悪いと内外のパーツのバランスが狂い、広げたときに歪みが生じることがあるのですが、こちらの財布にそうした懸念は不要です。
シンプルながら実用性も考えられています。カードポケットは4枚分を用意。一番下の段は左端にアールを設け、出し入れしやすい作りになっています。コインポケットはボックスタイプを採用。一度にたくさんの小銭を確認でき、支払いもスマートに行えます。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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