【相撲の雑学】元関脇・豊ノ島が語る“幕内力士の夏場所ファッション”秘話とは？意外な交友関係も!?／『MonoMaxお相撲同好会』

カバン部屋が作れるほど、現役時代からカバンには目がない！

豊ノ島　現役時代からカバンが好きでしたね。力士がおしゃれをするとなったら、やっぱりカバンなんですよ。僕が若いとき、時津風部屋の関取衆はみんなおしゃれなカバンを持っていたんです。自分も関取になったらこういうのを持ちたいと思っていたから、関取になったときに出た給料でカバンと財布を買いに行きました。ベタ中のベタなハイブランドです（笑）。それからいろいろなカバンを買いましたね。一時期、カバンだけの部屋が作れるんじゃないかと思うほどカバンを持っていたんですよ。

お相撲同好会　カバンがお好きなんですね。

豊ノ島　おしゃれ番長ですから（笑）。10年くらい前にクラッチバッグが流行ったじゃないですか。おそらく、相撲界で一番最初にクラッチバッグを持った自信があるんです（笑）。

お相撲同好会　すごい！

豊ノ島　娘も僕のカバン好きを受け継いだらしくて、カバン好きなんですよ。カバンを欲しがる娘に「この間、買ったじゃん」って言うんですけど、誰が言うとんねんっていう（笑）。

お相撲同好会　もしや、カバン以外にも凝っているものがあるのでは？

豊ノ島　帽子も好きなんですよ。現役時代は髷を結っていて帽子がかぶれなかったですけど、力士になる前から帽子は好きだったんです。引退してからまた帽子に凝りだして、帽子をかぶらずに外に出ることがないくらい帽子が好きですね。

お相撲同好会　どんな帽子がお好きですか？

豊ノ島　ずっとキャップが好きだったんですが、いろいろチャレンジしてみようと思ってハットを買ったり、この前はおしゃれなベレー帽を買ってみたりしました。これは被ったら恥ずかしいなというものも、一回被ってしまえば恥ずかしさはなくなるんですよ。恥ずかしいのは家を出る瞬間だけです。ご近所さんに見られるのだけ恥ずかしいです（笑）。あとはおしゃれな帽子を被って、現役時代に同年代だった仲間に会うと、すごくいじられるんですよ。「なんかタレントさんぶってる」って（笑）。