新年度が約1カ月過ぎ、いろいろ買い足したくなる今日この頃。そこで、その道のプロが、コレを買えば間違いなしという最新の鉄板アイテムをランキング形式でセレクト。今回は時計のプロが推す、「いま買うべき腕時計のベスト3」をご紹介します。
新作続々登場の中、特に狙いたいのは個性派クロノグラフです。いかにも複雑そうで精悍な面構えがクロノグラフの魅力ですが、もはやそれだけでは飽き足りません。語れる開発背景を秘めていたり、他にはない個性を宿っていることが大切でしょう。
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「ヴィンテージ感◎の新作時計」再構築されたルイ・エラールの新ライン“ノアールモン・メティエダール コレクション”に大注目
人に語りたくなるような個性があるか否か
ライター/横山博之
カジュアル時計からスイス高級時計まで、幅広い領域をカバーしている時計好き。
「腕時計も多様性が尊ばれる時代。もちろん高級時計に対する憧れは健在ですが、デザインもカラーリングも、自分らしさを追求しようという姿勢はこれまで以上に強まっています」
そんな現状において、クロノグラフでもやはり注目すべきは個性の強さだと話す時計好きライターの横山。複雑時計らしい格好のよさに加え、所有者が心酔できるような開発背景を持っているか否かがカギだ。
「ブローバの『ルナパイロットクロノグラフメテオライト』なんかは、『月面着陸した船長の時計を復刻』『文字盤に隕石を採用』『高性能な高振動クオーツ』と、畳み掛けるように個性を連発。宇宙への憧れが、うまいこと時計の魅力につながっています。
スイス製手巻きムーブメントを搭載したティソも、初代『ローレル』の色合いを取り入れたセイコープロスペックスも、つい人に語りたくなるような逸話を秘めているところが惹かれるポイント。どのモデルも、買ってよかったと満足できるはずですよ」。
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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