昨年の秋冬からスタートした「デサント(DESCENTE)」の新たなライン、「プロ(PRO)」は、パフォーマンスウェアの新境地を切り開くもので、特に機能性を追い求めるアスリートをターゲットにしています。デサントはその卓越した技術力と開発力を駆使して、このラインのアイテムを生み出しており、プロのアスリートも満足する品質と性能を誇っています。しかしながら、この「プロ(PRO)」ラインにはまだまだ未知の部分が多く、一般の消費者にとっては謎めいた存在。
そのような中、「プロ(PRO)」ラインの初の春夏アイテムがリリースされました。これを機に、デサントの研究開発拠点である「DISC OSAKA」を訪れ、その秘密を探ることにしました。「DISC OSAKA」は、デサントの最先端技術とイノベーションの中心地であり、多くの革新的なアイデアがここから生まれています。
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「スキーマテック」の技術をさらに進化させ、新たな課題に挑戦
デサントの中でも特にパフォーマンスを最優先したプロ向けのアイテムは、技術革新の結晶として知られています。その象徴的な技術が「スキーマテック(Schematech)」です。2018年に開発されたこの技術は、一枚の生地でありながら、部位ごとに異なる伸縮性、耐久性、通気性などの多様な機能を持たせることができる画期的なもので、プロアスリートの要求に応えるために生まれました。今シーズン、デサントはこの「スキーマテック」の技術をさらに進化させ、新たな課題に挑戦。それは、運動時の疲れの大きな要因となる“熱”と“蒸れ”の問題を解決することだそうです。
「スキーマテック ソーラーブロック(SCHEMATECH SOLAR BLOCK)」は、日差し対策に特化したイノベーションを提供。このシリーズでは、未着用時に比べて50倍以上の時間、日焼けを防止する効果がある「UPF50+」の機能を備えた特殊な素材 、「サンスクリーン(SUNSCREEN)」が採用されています。このオリジナル素材は、未着用時に比べて50倍以上の時間、日焼けを防止する効果がある「UPF50+」も備えています。
「スキーマテック エアロ(SCHEMATECH AERO)」シリーズは、デサントが蒸れの問題に焦点を当て、革新的な解決策を提供するために開発した最新のパフォーマンスウェアです。両脇から背中にかけてヨークを設けることで、走行時にその部分がはためくことで、外部の風をウェア内に導入します 。これにより、新鮮な空気が循環し、蒸れを抑える効果が生まれます。
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この記事を書いた人
ライター本間 新
スニーカーとアメ車、CODを愛するエディター/ライター。年間500足以上のスニーカーを取材し、400本以上のスニーカー記事を執筆している。
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