「進化が止まらない! 現地に学んだ本格的な味わい」レトルトカレー
衣食住に関わる商品を展開する無印良品は、おやつから冷凍食品まで食品のラインナップも幅広い。なかでも圧倒的な支持を得ているのがレトルトカレーだ。お店に行くとずらりと並ぶカレーは約60種類にのぼる。
人気のはじまりはタイカレーにあった。2000年頃から数種類のタイカレーがレトルトで登場。当時、無印良品ではさまざまなエスニック料理が作れる「手作りキット」という商品もあり、“世界の食文化に学ぶ”をテーマとした他社にはないラインナップが注目の的に。日本人にはなんとなくしか知られておらず、家ではなかなか作れない「グリーンカレー」が温めるだけで手軽に食べられるレトルトとあり、人気を博した。2009年には「バターチキンカレー」を発売。現在では年間500万食以上を販売する大ヒット商品に。食べたことがあるという人も多いだろう。そんなレトルトカレーは新作が次々に登場するのはもちろん、人気定番品も進化が止まらないから目が離せない。
無印良品のカレーは「現地に学ぶ」「素材を生かす」「スパイスを組み合わせる」の3つにこだわり、常にアップデートを重ねている。人気ナンバーワンの「バターチキンカレー」は、2012年のリニューアルの際に実際に現地へ行き、インドで現地のシェフに食べてもらって評価とアドバイスを仰ぎ、学んだスパイスの知識を生かした商品へと改良。その結果、本場の味に近く生まれ変わった。そして、このリニューアルをきっかけに、「バターチキンカレー」を筆頭にレトルトカレーが無印良品の食品のなかで一番の売れ筋商品へと成長したのである。
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