「美味しそうなウインナー」と言われると頭に浮かぶのは、切り込みが入ってよく焼かれたものではないでしょうか?あるいはタコさんの形状になったもの、ケチャップやマスタードなど調味料を絡めたものという方もいるかもしれません。「実はそれ、ウインナーのおいしさを損ねています」と話すのは大手ウインナーメーカーの丸大食品担当者。メーカーの考える「最高に美味しいウインナーの調理法」とはどのような方法なのでしょうか?
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「ウインナー=切り込みを入れるもの」はどこから来たか?
ウインナーを食べよう!と思った際に、何本か切り込みを入れてから焼く方は多いと思います。しかし、切り込みを入れて焼くのは世界でも日本だけらしい。
諸説あるようですが、初めてウインナーに切り込みを入れたのは、料理研究家の尚道子さんだと言われています。タコさんウインナーを考案した尚道子さんは、「箸で取る時に滑りにくくするためにウインナーの切り込みを入れた」と話しているそうで、美味しさのためではなかったとのこと。しかしこれがいつしか「ウインナー=切り込みを入れるもの」というイメージにつながったようです。
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ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
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