3. スパニッシュ・バロックの洋館で楽しむ本格北京料理「東華菜館」
四条大橋のたもとに佇む「東華菜館」。スパニッシュ・バロック式の洋館は、大正15年にヴォーリズ氏が生涯唯一手がけたレストラン建築といわれ、まるで美術館のような趣があります。建物の各所にあしらわれた蛸やタツノオトシゴなど、生きとし生けるものをモチーフにしたレリーフは一見の価値ありです。
内装の素晴らしさもさることながら、館内には日本最古級といわれる手動式のエレベーターが現役で活躍中。ミーハー気分で乗せてもらいましたが、従業員さんがハンドルレバーで操作する姿は、まるでタイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。
京都の夏の風物詩、鴨川納涼床に案内され、贅沢なコース料理をいただきました。前菜からふかひれのスープ、揚げ物、海鮮の炒め物、大エビの唐辛子炒め、牛肉の醤油煮込み、北京ダック、山東餃子、餡入り揚げ餅、そしてアンニンドウフまで、至福のラインナップ。特に前菜のクオリティの高さには驚かされ、北京ダックや揚げ物、デザートの餡入り揚げ餅も絶品でした。
美しいスパニッシュ・バロックの洋館で味わう本格中華は、非日常感たっぷりで特別な体験になること間違いなし! 記念日など特別な日にぴったりです。
東華菜館 本店
住所:京都府京都市下京区四条大橋西詰
TEL:075-221-1147
https://www.tohkasaikan.com/
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この記事を書いた人
ライター・エディター鈴木恵理子
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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