「オメガの“アポロ”最新作ほか」時計愛が深まる、いま最も注目すべき技術・素材・パーツをまとった名ウオッチ6選【2024年最新腕時計スクープ】
執筆者: ライター/岡藤充泰
ジュネーブで開催された世界最大の時計展「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ」が終わり、人気ブランドの新作モデルが出そろった。コアな時計好きはもちろん、今夏のボーナスで時計を買いたいと思っていた人も必見の、2024年腕時計最新情報をお届け!
今回は、今最も注目すべき技術・素材・パーツをまとった傑作モデルを6つ厳選してご紹介。日々研究開発が行われている腕時計は、これまでになかった新しい技術や素材、パーツなどが生まれ、よりよいものへと進化している。識者が注目する今知っておくべき新技術や素材を知ることで、もっと時計愛が深まるはず。
CONTENTS
「特別カラーの限定時計」セイコー アストロンから国境なき医師団とのコラボモデル第3弾が登場!
1.【OMEGA】月の装飾が施されたアポロ・シリーズ最新作!
オメガ
スピードマスター ダーク サイド オブ ザ ムーン アポロ8号[310.92.44.50.01.001]
¥2,200,000
問い合わせ:オメガ TEL:0570-000087
アポロ8号と宇宙へと行った、スピードマスターを讃えたシリーズ最新モデル。ウオッチ全体がブラックセラミック製で、印象的なイエロー針を装備。ベゼルにはホワイトエナメルを充填したタキメータースケールが備わる。[ ケースサイズ:φ44.25×D12.97mm 防水性能:50m防水 駆動方式:機械式(手巻き)]
<注目ポイント“シリコン製ヒゲゼンマイ”> 耐磁性は現代の腕時計の必須性能に
コーアクシャル脱進機を搭載したキャリバー「オメガ3869」。シリコン製ヒゲゼンマイを採用し、15,000ガウスの耐磁性能を誇る。
この10年あまり続くトレンドだが、引き続き注目しておきたいのが機械式ムーブメントの心臓部、脱進調速機へのシリコン素材の採用だ。シリコン素材を使うことで、エネルギー消費が減ってパワーリザーブが延びる。また、非磁性なのでスマートフォンやタブレット、PCとの接触で起きてしまう時計の磁気トラブルも減らせる。
スモセコの針がチタン製ロケット!
9時位置にあるスモールセコンド針はNASAのサターンVロケットを象ったもので、グレード5チタンが用いられている。
ダイヤルから月面が見える!
ブラックのアルミニウム製スケルトンダイアルから、ムーブメントにレーザー加工で描かれた月の表側を見ることができる。
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この記事を書いた人
ライター岡藤充泰
ファッション、カバン、革小物、クルマ、家電などあらゆるジャンルに精通する、この道30年以上のベテランモノライター。プライベートではキャンプと車をこよなく愛する。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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